引越し代を安くする方法|仏滅の日を選ぶ以外にもできる出費額を減らす工夫

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引越し代を安くする方法

引っ越し代はなるべく抑えたいですよね。ある程度の相場で料金は決まっていますが、少しの工夫だったり、条件が合えばぐっと出費を抑えることができるかもしれません。

少なくとも引っ越し費用を無駄に払わないようにするためのポイントと、費用を抑えられる可能性があるケースについて見てみます。

引っ越しの料金は日程や日取りによっても代わります。

通常は人気で需要が多い日には料金が高くなる仕組みとなっています。週末や新学期や移動が重なるシーズンが人気になるのはわかりますが、もう一つ人々の行動に影響を与える要素があります。

それが大安・仏滅などのお日柄。縁起が良い・悪いという話です。気にする人は気にするかもしれませんが、どうでもいいという人も多いでしょう。

可能であれば、あえて縁起が悪いとされる日を選ぶことで引越し代が安く出来るかもしれません。

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引越し費用を安くするならまず相場を知る

料金を安くしたいと言っても、もともと引っ越し料金がどの程度かかるものか知らなければ高い・安いの判断ができません。

合わせて、引越し料金がどのように算出されるのかを知っておくことで、安くできるポイントを見極められます。

一人暮らしの引越しでは大きく以下の2つのパターンにわけて見て行きます。

  • 荷物量が少ない場合(始めて実家から引越す場合など)
  • 生活に必要な一式を運ぶ場合(既に一人暮らしの状態からの引越し)

それぞれについて、引越し業者の依頼方法や料金の目安などまとめます

引越しの料金を決める条件

引越しに料金が何で決まっているのかを知っていたほうが、引越し方法を決めるうえで役に立ちますので先に簡単に確認します。引越し料金は主に以下の条件によって決められます。

人件費

引越し料金の中でも大きな割合占めます。荷物の運搬作業や、トラックの運転に必要な人件費です。

荷物の量

荷物の量に応じて、資材の量(段ボールなど)やトラックのサイズ・台数、そしてスタッフの人数が変わります。

運賃

引越し先までの距離や時間。一般的に距離が遠い程料金は高くなりますし、高速道路などを利用する必要がある場合はその料金も追加になる場合も考えられます。この料金が引越しに含まれるかどうかも見積もり時に確認しておきます。

割増料金

引越しの時間・時期・季節・地域などの条件によって、通常料金に追加になる場合があります。一般的に1〜3月の引越しシーズンは高くなりますし、平日よりも休日が料金が高い場合が多いです。

オプションサービス

大型の家具や、貴重品などの運搬に関して、通常の家具とは別扱いとなり特別料金が設定される場合もあります。(例えばピアノなど)あとは、エアコンなど家具・家電の設置サービス等を頼む場合。

その他追加料金

「トラックを部屋の前(近く)に駐車できない」「玄関から家具を搬入できず、窓から入れる必要がある」など。特別な措置が必要になると、急遽当日に追加料金が発生するかもしれません。

荷物が少ない引越し

実家から進学・就職などで、始めて一人暮らしを始める場合の引越しについてです。あと単身赴任ですとか。特徴としては荷物の量が少ないことですね。

家具・家電が無い場合は引越し業者はいらない

家具や家電をこれから買いそろえるという場合。

  • 家具・家電を購入し配送先を引越し先に指定する
  • 引越が終わってから、現地で家具・家電を購入

この場合は、引越しの荷物はダンボール+αくらいで済みますので、普通の宅配便で済ませることが出来ます。距離・重さにもよりますが、段ボール5〜10個であれば1〜2万円ですむことが多いようです。

詳しくは各宅配業者(ヤマト運輸など)のホームページで概算を出すことができます。

単身引越しパックを利用する

CMなどで単身パックと言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。単身パックとは、「ある決まったサイズの箱(コンテナ)に入る荷物であればお得になりますよ」という、荷物量の少ない単身者向けのプランです。

荷物に応じて、コンテナのサイズ・個数が決められて値段が決定します。荷物が少なく近距離であれば大体2万円前後〜といった値段設定になっているようです。

あまり荷物が多くなると逆に通常の引越しより高くついてしまいます。生活に必要な家具・家電を一式運ぶ場合は通常の引越しプランの方が良さそうです。

家具・家電を一通り運ぶ場合

既に一人暮らしをしている状態から別の部屋へ引越しをする場合など、生活用品一式の荷物量になる場合。通常の引越し料金を見て行きます。 これは正直なところピンキリです。

  • 時期
  • 荷物量
  • 距離

この3要素で大きく変動し、3万円台〜10万円以上まで幅があります。 引越しのオフシーズンで、荷物が少なめ、市区町村内の引越しで3万円くらいが目安です。同じ近距離でも、繁忙期になれば5〜6万円と倍くらい変わって来ます。

都道府県外への引越しであれば、距離の分が追加です。 ここは人それぞれの条件が違いすぎるので、目安が知りたい人は引越し見積もりサイトなどで簡易的な見積もりが出来るので見てみてください。

引越し料金目安のまとめ

  • 段ボールのみ:約1〜2万円
  • 単身パックで間に合う量:2万円〜
  • 通常の引越し:3万円〜10万円以上

運良く条件が一致する人であれば、宅配便や単身引越しパックなどを利用してお得に引越しができます。それ以外の通常のケースであれば、しっかり自分の条件を確認して引っ越し代の見積もりを出してみるのが一番です。

引越し料金を安くする方法

複数の業者に見積もりを出す

基本ですが、必ず複数の業者に引越しの見積もりをだしましょう。1社だけだとどうしても、それが適正価格なのか判断ができません。安い1社の見積もり料金を目安に、他の業者への価格交渉ができる可能性もあります。

また、それぞれの業者によって得意な引越しの条件が変わりますので、あなたにとって好都合な都合なサービスが見つかるかもしれません。

ただし、あまり多くの業者に見積もりの依頼をしても、各業者とのやりとりの労力や時間がかかってしまいます。見積もり依頼は3〜5社がオススメです。この数であれば同時(同日中)に見積もりをだしてもらって比較検討することができます。

荷物を減らす

運ぶ荷物量を減らすと単純に引越しの料金は下がります。引越しを機会に不要なものを思い切って処分してしまうのも手です。

また、家具・家電などの買取サービスを利用するのもオススメ。これだと、引越しの荷物を減らすことができますし、買取価格をそのまま引越し費用に使えますね。特に荷物が多めの人は効果があります。

引越し時期をずらす

引越しも時期によって需要と供給のバランスがありますので、引越しする人が多い日取りほど価格が高くなります。同じ荷物量でも2倍くらい平気で料金が変わります。

  • 引越しシーズン(1〜3月)からずらす
  • 週末より平日が安い
  • 午前中が人気のため、午後指定にすれば安くなる可能性も

可能な範囲で時期や時間を変えられないか検討してみましょう。引越しの見積もりのときに、業者に直接「いつなら安くなりますか」と聞いてみると意外と答えてくれるらしいですよ。

  • こちらは引越し料金が安く済む
  • 業者は、仕事が少ないときに引越しの依頼をもらえる

お互いに得する、Win-Winの関係ですので聞いてみるのは全然ありだと思います。

閑散期を選んで引越し

引越し料金に影響するのは縁起の良し悪しではありません。結果的に需要が多い日が高くなるだけです。

大安の日であっても、そもそも引越しが少ないシーズンであれば料金が安く設定されている可能性は十分ありますよね。

自分が引越しを考えるタイミングで、出来るだけ需要が少なそうな日(引越し業者が暇そうなとき)を選べば安く出来るかもしれません。それを考える手段の1つとして仏滅などの縁起が悪いとされる日をあえて選べば良いのです。

カレンダーや手帳の日付にも小さく六曜が書いてあったりしますので見てみてください。

仏滅の日に引越しをする

お日柄や仏滅とはなんぞやということを簡単に確認。

お日柄とは

暦注といって、暦に記載される日時・方位などの吉凶や、運勢などを示すものがあります。その中で運勢・縁起の良い日取りを選びましょうというものです。

なかでも一般的に使われるのが六曜というもので以下の6つ。

  • 先勝
  • 友引
  • 先負
  • 仏滅
  • 大安
  • 赤口

それぞれに様々な意味合いや解釈があります。よほどこだわる人でない限りは「大安は縁起が良い」「仏滅は縁起が良くない」程度の認識で使われていますね。

大安が人気

大安は「大いに安し」という意味で、六曜の中で最も吉日とされます。

結婚式などのイベント事では大安の日に行われるのが人気ですね。ただ、最近でこれを気にするのは一部の人か高齢者くらいになってきていると思います。

イベント主催の本人は気にしなくとも、参加者の中でお日柄を気にかける人がいるためにしかたなく合わせるという程度でしょう。

仏滅が縁起が悪い理由

「仏も滅するような大凶日」という意味。六曜の中で最も吉日とされ、祝い事などのイベントでは避けられる日取りとなっています。

漢字違いで「物滅」として「物が一旦滅び、新たな物事が始まる」ということで、物事を始めるには縁起が良いと解釈されることも有ります。

もう解釈の仕方で意味合いが逆転するくらいなので、全く気にする必要は無いと思います。ただの古い慣習ですね。

一人暮らしで日取りは気にしなくて良い

引越しに関してのお日柄ですが、実は全ての引越しについて当てはまるわけでは無いようです。

日取りが重要視される引越しは以下。

  • 家族での引越し
  • 新築(一戸建て)の引越し
  • 結婚が伴った引越し

つまり、今後の人生の起点となるようなイベントでの引越しにおいて重要とされます。

ということは一人暮らしをする人にとっては、日取りで縁起の良し悪しはあまり考えなくてもいいのではないかと思いますよね。

仏滅の対策

どうしても仏滅の縁起の悪さが気になる人は、縁起の悪さを払拭するためにゲン担ぎを行う方もいるようです。

神様にお供えするものや、日常使うものだけを事前の大安の日に移動させておくということ。これで大安に引越ししたことになるようです。もうむちゃくちゃですよね(笑)

このあたりは地域によっての慣習なども変わってくると思いますので、気になる人は親族に聞いてみたり、調べてみてはいかがでしょう。

もしくは上に書いたように「物滅」の解釈としてとらえ、むしろ新たなスタートには適した日だと思ってしまっていいと思いますよ。

引越し業者に安く出来る日程を聞いてしまう

いっその事「いつなら安く引越しできますか」と聞いてしまうのも手です。

結局は忙し日は値段が高く、引越しの依頼が少ない日は値段を下げてでもお客さんを呼びたいと思うのが引越し業者です。

引越しのお日柄が実際の引越しの依頼数にそのまま反映されるわけではありませんので、聞いて見なければわかりませんね。

いくらか日程に融通が効く場合は、引越し業者の都合に合わせてあげれば料金の値下げが可能になるケースもあると思います。

引越し業者を利用しない

荷物を運ぶ車や人手が確保できるのであれば、自分で引越してしまうことも可能です。

引越しに慣れている知人・友人がいて、都合がつくのであればチャレンジしてみても良いでしょう。

関連 自分で引越しをするコツ|業者への依頼と比べたメリット・デメリット

引越し費用の実質の出費を抑える方法

フリーレント物件を探す

フリーレント物件というのは、家賃を入居から1〜3ヶ月間ほど無料にするという賃貸物件です。入居者を募集するためのサービスですね。他のサービスでも初月無料で2ヶ月目から課金というものがあると思いますが、それの不動産バージョンです。

引越し費用はかかってしまいますが、その後の家賃代がフリーレントの期間は無料になりますので、実質の負担額は抑えることができます。

賃貸情報サイトなどで「フリーレント」と探すとでてきますよ。

一人暮らしに必要な初期費用は50万円〜|賃貸契約40万円+家具家電の予算10万円

 キャッシュバックを利用する

引越しと合わせて、特定のサービスを契約することにより引越し料金が数万円単位で値引きされるサービスです。引越しと関連するサービスが多いです。

  • インターネット回線の契約
  • ウォーターサーバーの設置etc

それぞれのサービスを個人で契約してキャッシュバックを得るより、提携の引越し業者経由で、引越し料金として割り引いてもらった方が金額的に得になる場合が多いです。もともと引越し先でインターネット回線を引く予定であれば、得に金額的に損があるわけではないので検討する価値ありです。

引越し費用を安く抑える方法まとめ

裏技的なものはありませんが、最低限損はしない程度の調査はやっておくべきでしょう。

ネットなどで少し調べたり、見積もりを出すだけで数万円かわる可能性もあります。

また何かいいアイデアがあれば追記していきます。

一人暮らし・単身の引っ越しにおすすめの引越し見積もりサービス
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