一人暮らしをするとしっかりするのか?不安な人への助言

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初めて親元を離れて一人暮らしをする人、家族と離れて単身赴任をはじめる人。

誰だって「本当に一人暮らしができるのかな」と不安になっていますが、慣れていくうちに皆しっかり自立していきました。

最初からうまくできる人なんていないのですから、失敗続きでも大丈夫。

しかし、堕落してしまうと後が大変です。今回は一人暮らしを通してしっかりした人間になるためのポイントをご紹介いたします。 

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一人暮らしをする心構え 

初めての一人暮らしですから希望もあれば不安もあることでしょう。

自由になる、自立するという言葉は一見楽そうですし魅力にも溢れていますが、それと同じだけ責任の重い言葉でもあります。 

進学や転勤など何かしらの事情がある以上、「やっぱりやめた」と行かない一人暮らしですから、まずは一人で暮らすということについて考えてみることが大事です。 

一人で暮らすためには、このような心構えが必要です。

何でも自分でやる必要がある 

家族で暮らしていた時は、両親が身の回りのことをしてくれていました。家に帰ればご飯が出てくるのは当たり前、きれいな服も、沸いたお風呂も。部屋の掃除をしてもらっていた人さえいると思います。

しかし、一人暮らしを始めた後は、家のことは全てあなたがやります。あなたが動かなければ部屋は汚れていく一方だし、洗濯物やゴミもたまっていきます。食事だって自分で買い物をして作るのが一般的です。 

そんな状況がいやな人は絶対に自分で動くはずだ…と思っても、そうはいかないのが一人暮らしの難しいところ。人は状況に慣れると妥協を始めます。そして、部屋が汚くても気にならなくなってしまうのです。 

一人暮らしで堕落していく人は、元からそういう生活をしていたわけではありません。一人暮らしを始めてから、「当たり前」が変わってしまったのです。

明日は我が身という危機感はつねに忘れないよう心掛けてください。 

お金の使い方も次第 

学生の場合は親から仕送りをもらって生活します。アルバイトをすることで生活費を増やしている人がほとんどでしょう。

ここで大切なのは、あなたがすべてのお金を支払うということ。今までは家族の方があなたにお金を使ってくれましたが、これからはあなたの手でお金の使い道を決める必要があります。

一人暮らしを始めたあなたは、ただ生活をするだけでどれほどのお金がとんでいくのかを痛感します。

大学生の平均では食費で2万5000円、水道光熱費で10000円程度かかっています。さらに通信費は10000円弱、交際費や衣服代などを考えると、もっとお金がかかるでしょう。大学生の楽しみと言えば飲み会ですが、こちらは2500円以上が相場です。 

普段の暮らしである程度のお金がかかる以上、無駄遣いをしようものなら一気に減っていきます。場合によっては家賃や光熱費が払えずに困ること、食費を限界まで切り詰めないといけないことになるでしょう。

とくに学生の内からキャッシングに頼るのは厳禁です。

そのため、めいっぱい生活費を使うのではなく月に1万円からでも貯金をする習慣をつけることが望ましいです。 

このように、気を付けるべきポイントはありますが、生活リズムをつくれたあとはこんなメリットがあります。 

自由(選択権)がある 

家にはあなた一人だけなので、自由な時間が圧倒的に増えます。家族から何かを頼まれることもなく、家族を石井する必要すらありません。実家暮らしとは比べ物にならないほどの開放感を得られます。

部屋を傷つけない範囲でインテリアを自由に変えられるのも魅力的。都合を選ばず友達と飲み明かしても、恋人と泊まっても何も言われません。(ただ、音が漏れやすい建物もあるので部屋探しの時にチェックしておくこと) 

朝起きる時間も夜寝る時間も自由、いつご飯を食べるかも自由です。あなたの都合に合わせてライフスタイルをどんどん自分らしくしていきましょう。 

自己管理能力が上がります 

一人暮らしは、自分の生活に関わることをすべて自分の手で行う必要があります。今まで家族がしてくれていたことなので最初はうまくいかないことも多いでしょう。でも、仕事や家事をしっかりと両立することで自己管理のできる立派な人間になっていきます。

自己管理は仕事を円滑に進めるうえでも大切なので、家庭を持った後も活きつづけます。自分だけで色々なことができると、日常での手間が減ります。誰かに頼る必要がなくなるからです。さらに、一人暮らしを極めると誰かを助けられるようにもなるでしょう。いざという時に率先して動ける人は間違いなくしっかりした人間です。自立は自律を助けます。 

以上を踏まえて、一人暮らしを経てしっかりした人になるためにどんなことを考えると良いかを紹介します。 

基本的な生活(最低限のこと)ができるようになる

自炊は出来たほうが良い

毎日の食事は人によって差が出やすいところです。しっかり食べて、お金もセーブしましょう。 

一人暮らしの食費は社会人で3万円、学生で2万5000円が平均です。その中で食費を収めるためには間違いなく自炊が必要です。これを1日当たりに換算すれば社会人で1000円、学生で800円ほどです。つまり1食200~330円になります。 

ちなみに外食を1回800円と仮定すると、800円を昼と夜2回×30日で480000円ほどにかかります。学食だともっと安くできますが、朝食を含めると平均額に抑えるのは難しいでしょう。 

一人暮らしになって初めて料理をする方がほとんどですが、包丁の使い方や火の通し方、味つけといった要素はやりながら慣れていくのが一番です。

いつも同じものばかり作ると飽きてしまうので美味しそうなレシピをネットで見つけてまねると初心者でも負担なく料理ができます。すぐに料理をうまくなりたい場合は飲食店でアルバイトをするのがお勧めです。 

 

掃除や洗濯も怠らないこと 

料理は慣れると楽しくなってきますが、後片付けが面倒という意見は多いです。掃除や洗濯だって、今日しなくても死ぬわけではないのでさぼりがちになってしまいます。 

しかし、夏休みの宿題と同じでいつかやろう、いつかやろうと後回しにしていると、どうしようもないくらい大きな問題になってしまうことも珍しくありません。 

ものを散らかしすぎて足の踏み場もなくなり、汚れや腐った食べ物は異臭を放ち、出し忘れたゴミ袋がどんどんたまっていく。

こんな部屋を作りたいなら、1か月何もしないだけで十分です。「汚部屋」という言葉はいまや市民権を得ており、画像検索すると目を覆いたくなるような惨状が広がっています。 

部屋を汚していると独特の悪臭がしてきますし、不快になって家に帰りたくなくなります。とくに生ごみを放置しているとあなた以外の住人が住み着いてしまうでしょう。

具体的にはゴキブリやハエです。女性の方では使用済みのナプキンを放っておいたら小バエが沸いたという人もいます。 

誰だって部屋はきれいに保ちたいもの。それでも部屋が汚くなっていくのにはきっかけがあります。

多くは極度の疲労や体調不良によるもので、一度後回しにしてしまうとその癖がついてしまいます。掃除のコストが高くなるほど掃除をしたくなくなるものなので、部屋の汚れは際限なくひどくなるのです。 

そのため、どんなに体調不良でも「これだけは」という部分はやるようにします。食器洗いや床の掃除など、すぐに終わる部分だけで十分です。

そして絶対にはずせないのがゴミ出し。ゴミ出しは一度逃すと期間が空いてしまい、すぐに袋が増えてしまいます。 

お金の使いどころ・大きな買い物

お金のやりくりができるようになったら、大きな買い物に向けての貯金がはじまります。 

たとえば海外旅行なら1回10万円から30万円かかりますし、バイクを買うとしたら20万円から60万円超は見ることをおすすめします。

このくらいのお金を貯めるためには、交際費や食費を節約するほかアルバイトを増やすという方法もあります。本当に欲しいもののために真剣になれるのも一人暮らしの醍醐味です。 

一人暮らしでも人付き合いは大切にしよう 

ここまでの注意点をしっかりクリアできたらあなたも一人暮らしマスターです。ここでは、より一人暮らしを楽しむためのポイントを紹介します 

外に出るきっかけをつくろう 

一人暮らしは、生活が一人で完結してしまいます。休日をだらだら過ごしているうちに気づけば大学と家の往復だけになっていた...という人も少なからずいます。これは人が苦手とか嫌いとかそういう問題ではなく、「気づけばそうなっている」ので注意が必要です。 

人付き合いは確かに煩わしいものですが、いざという時に頼れる相手がいることは安心につながります。コミュニケーションに自信がない場合は、穏健なサークル活動に参加するのがおすすめです。また、他人との出会いはあなたの世界観を広げます。思わぬチャンスが舞い込んでくるかもしれません。 

家に人を呼んでみよう 

さらに、一人暮らしの質を上げたければ家に人を呼ぶことです。一人暮らしができたかどうかは自分のさじ加減によって決まるので、一般水準を大きく下回ってしまうことがあります。そこで、他人の目が役に立ちます。

普段の掃除も他人が来ることを前提にするだけで力の入れようが変わるはずですし、部屋のデザインも少しオシャレにしようと動くものです。無理にホームパーティーを開く必要はありませんが、たまに友達が遊びに来られる環境づくりが望ましいです。 

ホームシック・孤独感は誰でも通る道 

ホームシックはなぜ起きる

一人暮らしをすることを想像するだけでも不安ですが、いざ一人暮らしをするとやってくるのがホームシックです。ホームシックというのは簡単に言うと環境や生活リズムの変化のギャップによって起こる憂鬱のこと。急にさみしくなることや、泣きたくなるのは決しておかしなことではありません。 

無理に解決しなくてもいい 

ホームシックは恥ずかしいことだと思うと無理に解決しようとします。ですが、テレビを見ても、友人と一緒にいても気がまぎれるとは限りません。

そのため、ホームシックになる自分を否定する必要も、無理に解決することもないのです。ギャップによってそうなっているのですから、時が解決するのをただ待つだけ。 

とにかく、諦めないことだけを大切にしてください。 

家族の愛に気づけたときが成長のサイン 

あなたがさびしい思いをしている時、両親からの電話や手紙をもらえることがあります。そのとき、今までの感謝や家族の温かさに気づけます。

また、いままでどれだけ家族に支えられてきたのかを思い知ることになるはずです。しっかりした人間になって実家に顔を見せてあげることが、何よりのお返しです。 

 

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