ロフト付きの部屋のメリットとデメリット。良くも悪くも中途半端。

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ロフト付きの部屋のメリットとデメリット

ロフト付きの部屋は一見するとオシャレで便利そうですが、実際に住んでみると意外に不便だったという声もあります。

ロフト付きの部屋の良いところと悪いところを知って、自分のライフスタイルに当てはまるかどうか確認し、部屋探しの際の参考にして頂きたいと思います。

ロフトのメリット・デメリットをまとめます。

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ロフトのメリット・デメリット

ロフト(loft)とは

そもそもロフトとはどういったものなのでしょうか。

ロフト(Loft)とは、原義では建物の最上階または屋根裏にある部屋を指す。天井の下でなく直接屋根の下にあり、倉庫などに使われる。こうしたロフトを住居用に改造した(またはロフト風に新築された)、天井の高い空間(主にアトリエやスタジオなど、美術・音楽作品の制作に使用される)を備えた集合住宅は「ロフト・アパートメント」(loft apartment)と呼ばれる。
日本の賃貸物件などでは、天井を高くして中二階を設けて梯子などで昇降できるようにしたものを指す。

引用:wikipedia

もともとは屋根裏部屋のことです。物置や寝室として利用できますが、建築基準法では居室としては認められていません。”部屋”ではないということですね。

天井裏のスペースの有効活用のためにもうけられたスペースです。特に、日本は土地の面積が狭いために、3階建てなど高さを利用した住居が多くあります。これを部屋単位で実現しようとするとロフト構造が理にかなっているのだと思います。

ロフトのデメリット

夏は暑い

https://twitter.com/nemuiyo0107/status/1132298754059452416

暖かい空気は冷たい空気と比較して軽いため、空間の上の方にあつまります。高い位置にあるロフトは必然と温度が高くなってしまいます。ロフトを寝室として利用する場合は注意が必要です。季節によって、ロフトで寝たり、下のスペースで寝たり配置を変えるのも面倒です。

冷暖房の効きが悪い・光熱費がかかる

https://twitter.com/Ruru_Haruka711/status/1133027826439823361

ロフトがある部屋はその分天井の高さが高く作られています。そのため、同じ床面積でも空間(体積)は大きくなりますので、冷暖房の効率が悪くなってしまいます。伴って光熱費が高くついてしまうかもしれませんね。

階段(はしご)の存在が邪魔

 

ロフトに昇り降りするための階段が、下のスペースの一部を占領してしまいます。動線にも影響しますし、家具の配置も制限されるでしょう。

階段(はしご)の昇り降りが面倒

寝室として使う場合も、荷物置き場として使う場合も階段の昇り降りが必要になります。毎日毎日やっていると面倒に感じると思います。飲酒で酔っぱらっているときなんかは危なそうですよね。そのうち、ただ荷物を置きっぱなしにしているだけの存在になってしまうかも。

ロフトの空間は狭い

https://twitter.com/as_one0110/status/1134493689739337729

ロフト自体は非常に狭いです。特に高さが無く、天井に近いためロフトで何かをするということは基本的には難しいです。荷物を置くだけか、おとなしく寝るだけです。部屋が1つ増えるのとは全く違いますので過度な期待は禁物です。割り切った使い方をしましょう。

結局は1つの部屋である

若干は空間を2分割したような使い方にはなりますが、空間は1つです。例えば、下のスペースで食事をした場合の臭いなどはロフトも共有することになります。

ロフトのメリット

荷物置き場(収納)が増える

荷物が多い人はが収納として使う場合は便利です。特に大型の荷物や、オフシーズンのものを保管して置くのであればスペース的に有効だと思います。例えば、スポーツ用品やレジャー用品など、通常の収納には入らないものもロフトなら置ける場合があります。

生活空間を分けられる

居住空間と寝室といった形で、自分の中での生活スペースを分けることができます。日常生活の中ではロフトにある布団が目に入らないため、思わず布団で寝てしまうことも避けられるかも。あとは一旦下に降りるとロフトに戻るのが面倒なので、2度寝の防止になる可能性も。

天井が高く開放的

ロフトがあるぶん、普通の部屋よりも天井が高く設計されています。天井が高いっていいですよね。

2部屋に比べると安い

本当は1DKや1LDKが良いけれども、そこまでの家賃は厳しいという人。変わりにロフト付きの1部屋で足りるのであれば、大幅に家賃の負担を下げられますね。近年では通常の1K・1Rに比べてもプラス5000円〜1万円程度と、あまり家賃も変わらなくなっているようです。

ロフトのメリット・デメリットまとめ

総合的にみると、それほど使い勝手は良くなさそうです。狭い面積に無理矢理スペースを作っているので当然ですが。よくも悪くも中途半端な作りですね。

もし可能であれば、面積が広い部屋や1LDKを選んだ方が絶対に快適です。それが厳しい場合の代わりの手段という位置づけで考えるくらいが良いと思います。

トップの画像のようにアメリカンな広いロフトなら便利そうなんですけどね。

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