「飲む日焼け止め」という画期的な商品が日本でも販売が始まりました。 塗る日焼け止めは様々ありますが、どれもいろんなデメリットを感じていたと思います。
- 肌への刺激
- 化粧との兼ね合い
- 水・汗で落ちる
- 塗っても焼けてしまう・・・etc
皆、何かしら困っていたことってあるはずです。
「サプリとして飲む」ことで日焼け止めの効果があるとすれば、これらのデメリットが解消されます。これまで、クリニックや海外でしか入手できなかった商品が手に入るようになりました。
成分や特徴などまとめますので、美白を目指す人は是非お試しください。
飲む日焼け止めサプリの特徴・効果
飲む日焼け止めの説明のために、先に日焼けの仕組みをおさらい。
日焼けの仕組み・原因
太陽光の中に含まれるUV(紫外線)が日焼けの原因とされています。UVを細かく分けると、UVAとUVBとがありそれぞれが肌への影響を与えます。
- UVA:肌の真皮まで届き、蛋白を破壊し弾力を失わせる。活性酸素を発生、メラニン色素を黒くする。
- UVB:肌を赤くする(サンバーン)。メラニン色素を生成する(サンタン)。
日焼けと言っても影響は様々で、「炎症(赤くなる)」「メラニン色素(黒くなる)」「活性酸素(肌・DNAの損傷・老化)」などがあり、これらに対応する必要があります。
ニュートロックスサン(NutroxSun)の効果
飲む日焼け止めにはニュートロックスサンという成分が含まれており、これが日焼け対策に有効とされます。主に期待できる効果は以下。
- 紫外線防御作用
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- DNA損傷抑制作用
ニュートロックスサンとは、南スペインの強い紫外線を浴びて育ったシトラス果実とローズマリーの葉から作られています。紫外線が強い環境で育ち、抗酸化作用が高い植物由来の成分を取り入れようということです。
美容成分も配合
日焼け止めサプリのホワイトヴェールには、日焼け止めだけでなく美容に良いとされる成分がいくつも含まれています。
ザクロエキス | アントシアニンとエラグ酸が肌を守る |
メロンプラセンタ | 18種類のアミノ酸で白肌を |
ルテイン | 紫外線か瞳を守る |
クロセチン | 肌トーンのためのカロテノイド |
グァバ | 各種ビタミン・ポリフェノール |
アムラ | ポリフェノール・ビタミン・食物繊維 |
レモン | コラーゲンの合成を助けるビタミンC |
ホーリーバジル | 花言葉は「神葉」 |
トマト | 美肌成分リコピン |
これだけの成分が含まれています。日焼け止め&美肌を目指す方には嬉しいですよね。
日焼けを気にせず外出を楽しめるのが理想
私は北国出身ということもあり、非常に紫外線に弱い肌をしています。元々肌が白いのですが、買い物などで数時間外を出歩くだけで顔や首筋が赤くなりヒリヒリと痛みます。たったそれだけで翌日には皮が向けてボロボロになることもあります。
海やプールで遊ぶときは日焼け止めはかかせませんし、唇が焼けるのを防ぐために日頃からUVカット用のリップクリームも持ち歩いています。 完全に日焼けを防ぐには、長袖や防止などで直接日光を遮断してしまうのが一番良いのでしょうが、夏は厚いしファッション的にも不便です。
それで、仕方なく日焼け止めを塗ることになるのが普通だと思います。 日焼け止めは塗りたくて塗っているわけじゃないんですね。塗らなくても大丈夫なのであればそれが一番手間が無く楽ですし、日焼けを気にせずに外出やレジャーも楽しめます。 「日焼け止めを塗らなくても良い」というのが日焼けを気にする人の理想なはずです。
「塗る」日焼け止めのデメリット・問題点
従来の肌に塗るタイプの日焼け止めですが、実は様々な問題点を抱えています。使ったことのある人は実感があると思いますが、改めてどんなものが見てみます。 日焼け止めは紫外線への対応方法が2種類にわかれます。
- 紫外線錯乱剤
- 紫外線吸収剤
紫外線錯乱剤タイプ
錯乱剤は紫外線を反射・錯乱させることで肌へ到達させないようにするものです。比較的、肌への刺激が優しいとされていますが、その代わりに白浮きしやすいというデメリットがあります。
間違って多めに塗ってしまうと、肌が白くなってしまいます。私はこれを塗って海に入ったら、水に濡れた瞬間、顔が真っ白になった経験があります(汗)水に潜って出てきたらバカ殿になってましたからね。
紫外線吸収剤タイプ
吸収剤は、紫外線を日焼け止めが吸収して肌に入らないようにするもの。錯乱剤と比べて白浮きしづらく効果も高いのですが、その代償として肌への刺激が強いです。 肌を守るために日焼け止めを使っているのに、肌に悪いというのは本末転倒ですよね。
特に、SPF・PAの数字が大きい物(効果が高いもの)ほど、比例して肌への刺激が強くなってしまいます。
- 効果が高いもの→肌へのダメージ大
- 肌へのダメージ小→効果が低い
紫外線のダメージをとるか、日焼け止めのダメージをとるかです。どちらにせよ肌が弱めの人は使いづらいです。
スプレーもクリームも同じ
日焼け止めは成分の違いの他にも、形状の違いがあります。肌への刺激や使い勝手を考慮して、スプレータイプを使っている人もいるかもしれません。 しかし、これは形が違うだけで中身は「錯乱剤」か「吸収剤」のどちらか。
つまり、チューブタイプを塗ろうが、スプレーを吹きかけようが結局は効果や肌へのダメージは中の成分しだいということです。 スプレーの方が肌への刺激が少ないといったことはありませんので注意したいです。
日焼け止めを塗らないことのメリット
飲む日焼け止め。つまり「塗らない」日焼け止めだとかなり生活が便利になることが予想できます。
塗る手間・失敗が無い
飲む日焼け止めは、名前の通りサプリを飲むだけ。顔や体に日焼け止めを塗るのに比べたら圧倒的に楽だし時間もかかりません。また、塗り残しやムラになる可能性も。背中とか塗りにくいですしね。
持ち運びを考えても、日焼け止めを持ち運ぶより、サプリの粒を持ち運ぶ方が小さいし軽いです。そもそも日焼け止めを人目があるところで塗り直すのはちょっと気になります。サプリならどこでも飲めますし、塗り方の失敗がありません。
肌へのダメージがゼロ
塗らないわけですから、当然肌へのダメージはありません。 これまで、日焼けはしたくないけど日焼け止めも塗りたくない(塗れない)と言って、真夏なのに長袖や顔が隠れる帽子を使って防護服みたいになっている人もいたと思います。
本当は、夏っぽい服装で顔も出して楽しみたいはずですよね。中身は美白でも、全身を隠してたら、第三者からみたら正直「変な人」です。美意識のために、紫外線対策をしているのに、人に見られないのであれば意味がないと思いませんか。。。
衣類に付かない
日焼け止めがお気に入りの洋服に付着してしまったという経験があると思います。しかも、なかなか取れないんですよね。 あ、自分の服が汚れるだけならまだいいですが、他人(友達や恋人)の服につけてしまったら最悪です。
肌だけでなく、衣類やバッグなどのことを考えても「飲む日焼け止め」が便利そうです。
水・汗も大丈夫
普通の日焼け止めにもウォータープルーフタイプのものがあります。ただ、完全に落ちないわけではありません。落ちにくいだけです。 しかも、落ちにくい用に作っているということは、それだけ肌への負担が心配です。日焼け止めサプリなら、いくらでも水遊びが出来ますよ。
既に海外では人気商品
韓国やヨーロッパでは既に一般的に使われているようです。日本においては、これまでクリニックで処方されているものでしたが、一般販売がされるようになり注目を浴びています。
商品も海外の輸入ものではなく、国内のメーカーが販売しているものがありますので安心です。 2016年からは国内でも一気に定番商品となる可能性もあるのでチェックしておきたい一品です。