マンションの避難はしごからの侵入は出来るが窃盗や空き巣を行うのは難しい

マンションの避難はしごからの侵入 一人暮らしの防犯

ベランダやバルコニーにある避難はしごが設置されている部屋もあり、上の階からの侵入される可能性を不安に思う人もいらっしゃいます。

物理的には侵入は可能ではありますが、避難はしご経由で実際に侵入し窃盗や空き巣を働くのはほぼ不可能です。

避難ハッチは展開して下りると簡単には収納できませんし、音や開けた形跡ですぐにわかってしまうからです。

ベランダからの侵入による盗難などの例でも避難はしご経由での事例は見つけられていません。

あまり神経質になる必要はありませんが、それでも不安な人は詳細を読み進めていただければと思います。

避難はしごの構造や仕組みを知っておく

防犯面でも気になるなら、一応予備知識は持っておいても損はないでしょう。

実際に災害などがあって避難に使うときにも必要な知識です。

避難はしごの種類

避難はしごといってもいくつかのタイプがあります。

  • 固定はしご
  • 立てかけはしご
  • 吊り下げはしご
  • ハッチ用はしご

マンションのバルコニー・ベランダの床に蓋がついているものが、ハッチ用はしごです。

避難ハッチとも呼ばれます。

避難はしごの使い方

避難はしごの利用方法は簡単。

  1. 開ける
  2. ロックを外して大きく開く
    (チャイルドロック付が多い)
  3. はしごを下ろす
  4. 降りる

これだけです。

避難経路の確保用の設備ですから、当然素人でも簡単にはしごが利用できるように作られています。

避難はしごからの侵入や空き巣は非現実的

よって、上の階の人が下の部屋のベランダに降りようとすれば物理的には可能です。

ただ、侵入や空き巣目的で避難はしごを使おうとする人は普通いないでしょう。

理由は避難はしご使ったことがわかるからです。

避難はしごを降ろす音でわかる

避難はしごの蓋を開けるときは、ある程度の音がでます。

蓋を開けたら警告音が鳴るというようなものはありませんが、単純に金属の蓋を開けるときにする音と、はしごを展開するときのジャラジャラ音は出ます。

音が確認できます
サンダルでマンションの避難はしごを実際降りるとどうなのか試してみた

ベランダの窓の防音性が高かったり、外の交通音が大きい場合は使用しても室内からは気が付かないかもしれません。

とは言え、完全に無音ではありませんし、ベランダが視界に入ったらすぐに気づきます。

マンションの周囲から見てもわかる

避難はしごはベランダ部分に展開するものなので、マンションの外から見るとわかります。

周囲の人から見たら「避難はしごが降りてる!火事かな!?」みたいに見られますよね。

このご時世ならすぐに気づいた人がスマホで写真や動画撮影をするかもしれません。

そんなリスクを負って避難はしごで不法侵入をする人がいるでしょうか。

降ろすのは簡単だが収納できない

避難はしごはのような避難器具は展開は簡単ですが、収納が難しいかそもそも一度展開したら収納できないようになっています。

火事や地震などの有事の時か、数年に一度の点検のときしか開かないものです。

日常的に使うものではないので、折りたたみやすさを考えては設計されていません。

もし誰にも気づかれずに収納までできたとしても、ホコリや汚れが残るなどするはずなので、普段との違う形跡として残るでしょう。

あからさまに避難はしごを使った証拠が残るので、それを犯行に利用するのは考えられません。

避難はしごの防犯対策

慎重な人は避難はしごつきの部屋に住まない

どちらかと言うと、賃貸よりマンションを購入する人の方が、避難はしごの有無を気にするかもしれません。

簡単に部屋を変えられませんから。

バルコニーやベランダに避難はしごが設置されているのはメリットもデメリットもあります。

  • メリット
    有事に避難はしごをすぐ利用できる
  • デメリット
    平時に避難はしごから侵入される可能性の不安
    点検の立ち会いが必要

避難はしごが無い方がいいという人は、部屋選びの段階で避難はしごを避けるのが最も合理的です。

ベランダの窓の鍵は締めておく

上の階からの侵入が気になる人は、窓の鍵を必ず施錠しておくことを習慣づけてください。

避難はしごからだけでなく、外壁を伝っての侵入や空き巣被害の事例もありますので、いずれにせよ窓の施錠は大切です。

【2階以上の部屋の防犯対策】条件が合えば最上階でも覗きや空き巣の被害はある
2階以上の高さの部屋に住んでいる場合でも、条件が揃えば覗きや侵入などの被害にあう可能性はあります。 どのような形で被害にあう危険性があるのかを確認した上で、防犯に努めていただけると幸いです。

開かないように塞いだりするのは法的にダメ

防犯目的であっても避難はしごを塞いだり使用できないようにするのは辞めましょう。

そもそも避難はしごは二方向避難の考えにおいて設置されているものです。

万が一玄関から逃げられなかった場合にはベランダからも逃げられるようにしています。

法令で設置が義務付けられているものですので、これを塞いだり使用できない状態にするのは、厳密に言えば消防法違反です。

点検時に避難はしごの邪魔になるようなものがあったりすると怒られます。

もしあなたが防犯目的で避難はしごを使えないように何かしら細工をしていたとして、その時に火災などが起きたら上の階の人の避難経路を塞ぐことになります。

あなたのせいで上の階の人の命に関わったらいやですよね。

絶対に辞めましょう。

避難はしごの防犯まとめ

ベランダやバルコニーは共用部分です。

誰でも使えますが用法としては「非常時の脱出用」となっていますので、使用するのは非常時に限られます。

防犯意識を高くもつことは良いことですが、避難はしごに関してはそこまで神経質になる必要はないと考えます。

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