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一人暮らしの家電|必要最低限の選び方、費用が安いならジェネリックがおすすめ

一人暮らしの新生活に必要な家電と費用 一人暮らしの家電

新社会人や大学の入学、転勤などで引っ越しを控えている人は、新生活準備で大忙しかと思います。

引っ越しや新しい生活の準備と、何かと忙しい時期に、混んでいる店に足を運んで、家具や家電を選ぶのも一苦労ですね。

そこでおすすめなのが家電セットです。

家電がセットになってお得に売られているので、選ぶ手間かが少なく、必要な機能を満たしてくれる一人暮らしにはぴったりの商品がまとめられています。

ここでは家電セットの失敗しない選び方やおすすめの組み合わせをご紹介していきます。

一人暮らしになる人必見の内容です。

一人暮らしに必要な家電と選び方

一人暮らしでは、はじめての家事で苦労する人も多く、その中で忙しい新生活が始まります。少しでも快適に生活するためには、暮らしに便利な家電を活用するのが賢い方法ですね。

まずは、はじめて一人暮らしをする場合に必要とされる家電を確認しましょう。★の数で必要度合いを表しています。

冷蔵庫 ★★★★★

ハイアール 121L 2ドア冷蔵庫(直冷式)ブラック【右開き】JavaScript:void(0);Haier Think Series JR-N121A-K

ほとんど自炊をしなくても、夏場の食べ物の保管など、何かと必要になる冷蔵庫。

一人暮らし用のサイズは200リットルくらいが一般的です。置き場所と扉の向きにも注意しましょう。

100〜130L 自炊しない人。飲み物など最低限のものだけ。
130〜150L たまに自炊する程度。数日分くらいの食材ならなんとか入ります。
150〜200L  積極的に自炊する人。1週間分とかの食材を保存したい人。

冷蔵庫の上に電子レンジを乗せても大丈夫なものを選べば、省スペースにつながります。

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洗濯機 ★★★★★

ハイアール 5.5kg 全自動洗濯機 ブラックHaier JW-C55A-K

全ての洗濯物をコインランドリーや手洗いで乗り切れる人以外は必要です。

毎日洗濯する場合は、5キロ以下でも大丈夫。着替えが多かったり週末にまとめて洗濯する場合は6キロ以上の大きめサイズを選びましょう。

洗濯機の容量(サイズ)は4kg〜10kgくらいまであります。一人分であれば4〜6kgで十分。最悪、2回に分けて洗えますので小さいサイズを選んで問題ありません。

電子レンジ ★★★★★

アイリスオーヤマ 電子レンジ 17L ターンテーブル 単機能 出力3段階 【東日本/50Hz】 ブラック PMB-T176-5

短時間で簡単に料理ができるの便利アイテムですね。料理以外にもコンビニ弁当や飲み物を温めたいときにも活躍します。

電子レンジで簡易的な調理が出来るグッズなども売られていますので、一人暮らしにはかなり重宝すると思います。

自炊する人は焼く、ゆでる、蒸すなど色々できるスチームオーブンタイプを、自炊をしない場合は温めのみの単機能タイプでよいでしょう。

東日本は50Hz、西日本は60Hzのものを。

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炊飯器 ★★★★☆

タイガー マイコン 炊飯器 3合 ホワイト 炊きたて ミニ 炊飯 ジャー JAI-R551-W Tiger

ボタンを押すだけでいつでも炊き立てご飯が食べられる炊飯器。

自炊する人に限って必須です。やはり、米を炊くのが一番食費が安くできます。米を炊く方法として一番簡単なのが炊飯器ですね。炊飯器は本当に値段がピンキリですので予算と相談して決めましょう。

まとめて炊いて冷凍する派は5合炊き、毎回炊く場合は3合炊きがおすすめです。保温する時間が長い場合は美味しさを長く保てるIHタイプを選びたいですね。

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掃除機 ★★★★☆

マキタ 充電式クリーナー コードレス 掃除機 CL100DW

部屋がきれいだと気持ちよく生活できますね。掃除はクイックルやコロコロで十分という人ともいるかもしれませんが、ハンディタイプなら軽くて収納場所もとらないのでおすすめです。

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テレビ ★★★☆☆

ハイセンス 32V型 液晶 テレビ  HJ32K3120 ハイビジョン 外付けHDD録画対応 裏番組録画 メーカー3年保証

最近はパソコンやスマホの普及で、持たない人も増えていますが、テレビはインターネットにつないで動画を見たり、DVDを見るときにも活躍してくれます。

大きすぎても見づらいので、6畳から10畳くらいの部屋には32インチくらいがおすすめです。

▼部屋に最適なテレビサイズの目安です。

部屋の広さ 視聴距離 テレビのサイズ
6畳未満 1.2m 32V型
6畳 1.4m 37V型
6〜8畳 1.5m 40V型
6〜8畳 1.6m 42V型
8〜12畳 1.7m 46V型

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電気ケトル ★★★☆☆

ドリテック ステンレスケトル マキアート 電気ケトル ポット PO-115BK2 0.8L

あっという間にお湯が沸く便利な電気ケトル。お茶やコーヒーを飲むとき、カップラーメンや即席味噌汁をつくるときにも活躍してくれます。蓋が完全に外れるタイプが洗いやすくて便利です。

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ドライヤー ★★★☆☆

SALONIA サロニア スピーディーイオン ドライヤー 大風量 速乾 軽量 マイナスイオン ヘアドライヤー SL-013GR グレー

髪が長めの男性や女性には必須アイテムです。乾かせればよいと言う人は風量が強いタイプ、髪質にこだわる人はイオンタイプを選びましょう。

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アイロン ★★★☆☆

日立 コードレススチームアイロン シーブルー CSI-201 A

普段からハンカチやワイシャツにアイロンをかける習慣がある場合は必要ですね。一人暮らしでも身だしなみには手を抜かずにいきたいところです。

頻繁に使う人は取り回しがしやすいコードレスタイプを、アイロン台はコンパクトなものがおすすめです。

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照明器具 ★★★☆☆

アイリスオーヤマ LED シーリングライト 調光 タイプ ~6畳 CL6D-5.0

意外と見落としがちなのが照明器具。引っ越し先に照明器具がなく、実際に困った経験をした人もいます。

最近ではリモコン付きで便利に使うことができ、LEDタイプも価格が下がってきているので、省エネにはおすすめです。

備え付けの場合には購入する必要はないので、引っ越し先の照明器具の有無を確認しましょう。

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ガステーブル ★★★☆☆

リンナイ ガステーブル 水無し片面焼 都市ガス13A用 右強火 ダークストーングレー KGM64DGR

備え付けでない場合は、ガステーブルも必要になります。プロパンガス、都市ガスで種類が異なるので必ず確認してください。

コンロの口数とグリル機能は自炊するかどうかで決めましょう。火を使わないIHクッキングヒーターも便利です。

ガステーブルは高額なので、できれば備え付けの部屋を選びたいところです。

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家電をセットで購入するメリット・デメリット

家電セットのメリットは費用を安くできること

Haier (ハイアール)  冷蔵庫 洗濯機 電子レンジ 炊飯器 掃除機 5点セット 東日本専用

価格を抑えられる

単品で買うよりも手頃な価格設定がされています。店舗にもよりますが、通常よりも10%ほど安く買える場合が多いです。

選ぶ手間がかからない

家電を一つずつ選ぶのはかなりの労力になります。家電を一通り揃えてしまえば、その分引っ越しやその他の手続きに時間を割くことができますね。

配送をまとめてくれるので受け取りが楽

個別に買うと、その都度荷物を搬入して設置しなければいけませんが、セットで購入すると、基本的にはまとめて配送してくれる場合が多く、一度に受け取れます。面倒作業がいっぺんに片付きますね。

家電セットのデメリットはデザイン・機能を選べないこと

好みのデザインや、欲しい機能を自分の希望通りには選べません。そのため、機能やデザインにこだわりがある人に家電セットはおすすめできません。

家電セットにはシンプルな機能と無難なデザインの商品がラインナップされているので、特にこだわりがなければお買い得といえます。

家電の選び方のポイント

必要な家電を確認

一人暮らしをはじめるにあたり、どのようなライフスタイルをしたいのかを確認しましょう。自炊するのかしないのか、近くにスーパーやコンビニ、定食ややコインランドリーがあるのかなど、立地によっても変わってきますね。

また、ガステーブルや照明器具など備え付けの機器があるかどうか確認し、必ず必要なものを購入するのも忘れないように気をつけましょう。

部屋の広さや間取りを確認

家電を置く場所の広さを確認します。特に冷蔵庫と洗濯機は安全のためにも一定のスペースを確保する必要があります。

冷蔵庫は、一人暮らし用は片開きの場合が多く、扉の向きはどちらの方がよいのかを事前に必ず確認してください。また、安全のために前後左右には隙間を確保しなければならないので、特に注意が必要です。

洗濯機を置く場所の大きさと同時に気をつけなければいけないのは、備え付けの蛇口の高さです。背の高い洗濯機だと蛇口の高さ以下に収まらない場合があるので注意しましょう。

家電の組み合わせおすすめ

それでは、どのような家電を選べばよいのか、おすすめの組み合わせをご紹介します。気に入った家電セットが見つからない場合にも、参考にしてみてください。

必要最低限派

とりあえず予算を抑えて生活したい人には以下の3点セットをおすすめします。必要になったときに買い足していきましょう。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ

ベーシック派

基本的にこれらがあれば快適に一人暮らしができます。

4点セット or 5点セット。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • (掃除機)

生活度充実派

より便利な生活を目指す場合は、テレビや小物家電も必要に応じて追加しましょう。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • 掃除機
  • 炊飯器
  • テレビ
  • 電気ケトル
  • ドライヤー
  • アイロン

ネット通販などでは、新生活が始まる時期にのみ7点セットなどが販売がされるケースが多いです。

通常時は4点セット+αで必要なものを買い足します。

一度にまとめて多くの家電を購入することが決まっているときは、家電屋さんなどに直接行くことで値引きの交渉ができます。

一応ネット通販などで値段の相場観を頭に入れてから、家電量販店へ足を運んでみてください。

「安い」ならジェネリック家電がおすすめ

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ジェネリック家電というカテゴリが広まってきました。必要な最低限の機能を搭載し、最低限の価格で提供されている家電です。

ジェネリック家電とはどういうものか、なぜ安いのかの説明になります。

特に家電ブランドにはこだわりがなく「ある程度ちゃんと使えたら良い」という人にとっては最適な選択となり得ます。

ジェネリック家電とは

ジェネリックとは「一般的な」「総省的な」という意味です。

ジェネリック医薬品という言葉は聞いたことがあると思います。

医薬品は構造や製造方法について特許を取得します。その特許が切れた薬の構造、製造方法を利用して作られた後発品がジェネリック医薬品で、本家の薬と較べて安価に購入できます。

そのジェネリック医薬品になぞらえてジェネリック家電と呼ばれるようになりました。

家電業界でも大手メーカーの一世代前の部品や技術など、まだまだ再利用可能で通用するものはあります。

それらを利用する、つまり、大手メーカーの製品の性能を引き継ぎながら、安価での購入が可能になったのがジェネリック家電ということです。

ネットなどで家電を探した時に、有名ブランドではない安い商品が出てくるんですが、それが大体ジェネリックですね。

ジェネリック家電の特徴と安さの理由

開発コストが安いので低価格

ブランド力のある大手メーカーの新製品は研究・開発費がかかっており、それが商品の価格にのせられています。

しかし、家電業界は開発サイクルが早い(次々と新しいものが作られる)ため、発売から時間が経過すると価値が下がってしまいます。

後発の商品は、特許を侵害しない形でまだ十分に使える技術や部品を入手し、製造することで商品の開発コストを削減できます。言い方は悪いかもしれませんが、模倣して似たような商品を作れてしまうということ。

新しい機能などはつけずに、すでにある技術だけで商品をつくるので、圧倒的に安い商品を作れてしまいます。

無駄な機能が無いぶん安い

家電製品を使っていて「そういえば、この機能一度も使ったことがない」という心当たりがある人も少なくないはず。

余計な機能を付けないことで様々な利点があります。

  • 作るまでの手間が省ける
  • 点検も簡単に済む
  • 軽量化
  • 低価格化

低コストで通常の製品のように、あれもこれもと機能を増やしてもただの器用貧乏ですが、役割を絞ることで単機能に特化した製品となるのです。

例えば扇風機で、ほぼ同スペックの「パナソニック製のF-CM324」と「テクノス製のKl-1765」を比べてみます。

パナソニック

F-CM324

テクノス

Kl-1765

スタイル 据え置き 据え置き
消費電力 38W 36W
電源 AC AC
タイマー機能 有り 有り
羽根経 30cm 30cm
羽根枚数 5枚 5枚
重量 3.7kg 3.0kg

若干ちがいますが、似たようなものです。

そしてこの二つの製品、2016年5月現在、価格.コムでは

F-CM324が¥7431~
Kl-1765が¥2479~

約5000千円もの差が付きます。

決定的な差はリモコンの有無です。リモコンが必須ではない人にとってはかなりお得ということになります。

単機能の方が操作が簡単

最近の家電は非常に高機能・多機能なものも多いです。これは一見便利そうですが、操作方法を覚えるのが大変だったり、使わない機能が出てくる可能性もあります。

たいして、機能が1つか2つしか無い商品であれば、文字通りボタン1つで簡単に操作できます。出来ることを絞ることで、それがメリットになることもありえます。

主なメーカー

大手メーカーが以前に使っていた部品や技術を使っているため品質は問題ないとされていますが、念のためいくつかメーカーをピックアップしておきます。

ジェネリック家電を取り扱っている国内メーカーでは、

  • YAMAZEN(山善)・・・扇風機で有名、昭和22年創立
  • トヨトミ・・・ヒーターやストーブで有名、昭和24年創立
  • ツインバード工業・・・出来上がった製品はすべて社員が実際に使ってテスト、昭和37年創立
  • TESCOM(テスコム)・・・主にドライヤー、ミキサーなど。昭和40年創立
  • TEKNOS(テクノス)・・・季節家電のラインナップ豊富。昭和50年創立(上で比較した扇風機のメーカー)

意外としっかり歴史あるメーカーが参入しています。他にも家具などの印象が強いですが、アイリスオーヤマなど聞いたことがあるのではないでしょうか。

海外メーカーでは中国製のハイアール(三洋電機を買収し、AQUAとしても展開)などが上がりますが、海外製品は修理などを視野に入れるとデメリットもあるので基本的には国内メーカーをお勧めします。

少なくとも1~2年程度で使い切る程度なら問題はなさそうです。

用途にあった家電を選ぶ

価格、消費電力、デザイン、サイズ、重量、年式、独自の機能、操作性、メンテナンスのしやすさ、ものによっては排気や音など、気にしだしたらきりがないです。

しかし、ここは冷静に自分にとって必要な機能、欲しい機能を絞りましょう。

一人暮らし経験があれば、どんな機能が必要か不要か判断しやすいと思います。もし初めての家電購入であれば経験者に聞くのが早いです。使ってみて気づく「いらない機能」ってたくさんあると思いますよ。

ジェネリック家電まとめ

物ってなんでも、一度使ってみないと良し悪しの判断ってできません。使ったことがある経験を基準にして、それと比べてどうこうという判断になります。

どんなにスペック表を見ても、一発目は失敗する可能性が高いです。どうせ一回失敗して2回目に最適な物に買い換えるとしたらより安いもので失敗した方がダメージは少ないですよね。

失敗するのを前提にしても、ジェネリック家電を選ぶことに意義はありますよ。

一人暮らしに必要な家電と費用まとめ

家電は「なければ生活が成り立たないもの」と「なくてもいいけどあれば便利なもの」の2つに分けられます。

自分の生活には何が必要なのかと、どんな生活を目指すかによっても家電選びに影響してきますね。

快適な一人暮らしのためには、必要な家電を見極めて、家電セットも活用しながら、気持ちよく新生活を迎えましょう。