荷物を一時的・一定期間、別の場所に保管して置きたい時に便利なサービスがトランクルーム(レンタルボックス)です。
しかし、多くのトランクルームは文字通り部屋を借りるようなイメージであり少量の荷物を預けるには少し大きさも料金も大きすぎます。
トランクルームを借りるほどの量ではないけど、ちょっとした荷物を預けられたらいいなという人にとって便利なのがtrunkというダンボール単位(1個500円)で預けられるサービスです。
trunk(トランク)とは
trunkは一般的なトランクルームより安くて簡単に荷物を保管できる、宅配収納サービスです。
無料で提供されるダンボールに荷物を入れ、スマホのアプリで集荷を依頼するだけで預けられます。
利用料は1箱につき月額500円。
収納が足りない場合や、季節物やイベントでしか使わないものなど気軽に保管してもらえます。
引越し後など、ダンボールをそのまま預けることもできるので非常に便利です。
荷物を取り出すときも、スマホに登録してある荷物を選んで配達依頼をするだけなどで、月額500円で収納を拡張できる・部屋をスッキリさせられる感覚で使えます。
trunk(トランク)の仕組み・使い方
trunkの特徴を一般的なトランクルームと比較して紹介。
荷物のサイズと料金
ダンボール単位で預けることが出来ます。
無料で用意してもらえるダンボール(55.5×47.5×36.0)1つにつき500円です。
自分でダンボールを用意することも可能で、この場合は3辺の合計が160cm以内とされています。
1つのダンボールに入れられるアイテムは、30アイテム重さ20kgまでとなっています。
サイズと料金 | ||
---|---|---|
trunk | キュラーズ (BOX-2) | |
サイズ | 55.5×47.5×36.0 | 85×50×100 |
月額料金 | 500円 (初月無料) | 5800円 |
初期費用 | 登録手数料 500円 | セキュリティカード代 2300円 |
キュラーズの一番小さいサイズのプランですが、それでもtrunkのダンボールの倍くらいの容量になります。価格の差は歴然ですね。
しかも、一般的なトランクルームは賃貸契約のように初期費用がかかりますので、これが500円で済むだけでだいぶ利用しやすいです。
預け方・受け取り方
trunkではWEBサイトかアプリで申し込みと荷物の取り出しが出来ます。
サイトやアプリのガイドに従って進めるだけなので簡単です。
- 申込み方法選択
手持ちのダンボールor箱の取寄せ - ダンボールの数を決定
- 必要情報を記入
- 申し込み完了
詳しくは公式ページの「ご利用方法」に書いてあります。
始めて利用するときだけ、届け先の住所や支払い情報などの入力が必要です。
一般的なトランクルームでは、契約申込みの後に、現地のトランクルームを見学するなどしてから契約完了という流れになります。それこそ賃貸契約のような手間がかかります。
WEBやアプリだけで完結できるのもtrunkのメリットです。
預けられるもの・預けられないもの
trunkに預けられるのはダンボール1個にはいるサイズのものまでです。
アイテム数を増やす場合は500円を追加して2個目のダンボールを申し込みます。
もし、55.5×47.5×36.0に入らないサイズのものを預けたい場合は3辺合計160以内の箱で梱包すれば大丈夫です。
それ以上大きいサイズの荷物を預けたい場合は、trunk以外ももっと容量の大きいトランクルームと契約しましょう。
ボックスタイプやロッカータイプという名称でスペースが小さめのトランクルームが提供されています。
対応エリアは全国
全国で利用できるのもサービスとして選びやすいです。
エリアにかかわらず料金も一律なので、シンプルでわかりやすい。
沖縄や離島にも対応していますが、空輸となるため、飛行機に乗せられる荷物だけの対応になるようです。
支払い方法はクレジットカード
trunkの支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
宅配荷物保管サービスの多くはクレジットカード支配いが主流となっています。
写真撮影してアプリで確認できる
アイテム一つ一つを写真撮影してアプリで見られるようにしてくれます。
ここが他のサービスと最も差がある部分かもしれません。
この機能があることで、箱ではなくアイテム単位で預けたり取り出したりという使い方もできるようになっています。
もちろん、撮影して欲しくないものは撮影しないように指定もできます。
配送料(取り出し料)
ダンボールや、ダンボール内のアイテムを取り出して配送してもらうために費用がかかります。
ボックス(ダンボール)単位で取り出す場合は400円。
ボックスの中身のアイテムで出したいものを選んで取り出すのに800円です。
箱の中身のアイテム単位で取り出せるのは凄い便利ですよね。取り出し方はアプリで選ぶだけです。
料金も普通に現地まで取りに行くのにかかる交通費程度なので良心的だと思います。
タクシー1メータ分くらいですからね。
預けた荷物を出品・買い取りもできる
trunkマーケットというサービスが用意されており、預けた荷物が不要になった場合など、そのままメルカリのようにフリマに出すことができます。
そして、他の人が出品しているものを購入することができます。
これ凄いですよね。
使うかどうか微妙なアイテムがあればとりあえず預けておいて、不要になったらそのまま売れます。
メインの使い方ではないかもしれませんが、仕組みとしてはとても面白いと思います。
トランクルームまとめ
ほとんど開封せずに置いてあるダンボールなどあれば、trunkに預けることで部屋に空間ができます。
必要な時はいつでも取り出せるので気軽に預けられますね。
日本の狭めの住宅事情もありますし、空間もレンタルする時代かもしれません。