一人暮らしのお皿はこれだけでOK!自炊が楽しくなる器選びのポイントと食器セットのススメ

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一人暮らしのインテリア・家具

一人暮らしの料理。何を作っても、食べるのは自分一人。

基本的に人は料理を食べても喜んでもくれません

自炊継続が難しい理由のひとつがこれです。

この問題を助けてくれるのが食器の存在。

気に入りの器を選ぶと毎回の食事が少し楽しみになります。使いやすい器は盛り付けも楽で料理映えもよく、洗い物も収納効率も◎

初めての一人暮らしで揃えるべき器、選び方のポイントとオススメ食器セットをご紹介します。

自炊生活を気に入りの器と楽しみましょう!

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食器を選ぶ前に、まずは食卓をイメージ

あなたの好物は何ですか?作りたいものは?

朝ごはんに食べたいものはごはんと味噌汁、パン、それともシリアル?

カレーが食べたい、ふわふわたまごの親子丼を作りたい、たまにはステーキとか、三度の飯よりラーメンが好きだとか。

まずは、自分の作った料理が並ぶ食卓をイメージしましょう

食器は食べるための道具です。

弘法筆を選ばずと言いますが、素人に道具選びが重要なのは周知の事実。

食器も同じです。

使いやすい器・気に入りの器を選べば、食べることが、ひいては作ることが楽しくなり、自炊のモチベーションもあがります

自炊で重要、かつ1番難しいのは、持続すること

続けていくためにも、自分の作りたい料理にあった器を選びましょう。

必要最低限のこれさえあればの食器の種類

必要な食器はこの7種類
  • お茶碗
  • 汁碗
  • ラーメンどんぶり
  • 大皿(20〜25cm)
  • 小皿(15cm)
  • マグ・グラス
  • 箸・フォーク・スプーン

選び方、使い方のポイントを見ていきましょう。

お茶碗

「朝はパン」「昼は外食」「夜はお米を食べない」という人も、いつかはお米が恋しくなるので、持っておきましょう。

あまり量が入るものを選ぶとつい食べすぎてしまうので注意。

ちなみに、お茶碗は大きさと高さ、そして形でも容量が決まります。

フォルムがボウルのように丸い方が同じ大きさでも容量は大きく、富士山を逆さにしたようにシャープな方が容量が小さくなります。

ダイエットには後者が向いています。

汁碗

味噌汁だけでなく、スープにも使います。

木の器は軽く、熱の伝わりが穏やかで、持ち上げて使う汁碗向き。中の食べ物が冷めにくいという特徴もあります。

また、汁物はあまり飲まなくても、サラダボウルやヨーグルト、シリアル、鍋の取り皿や小鉢など、視点を少し変えると、実は非常に汎用性が高いのが汁椀です。

値段は高くなくとも、好みにあったものを選ぶのがオススメ。

ラーメンどんぶり

ラーメン、うどん、そばなど、麺類を食べるのに必須。

安価で種類が多く、ストック可能で簡単調理の麺類は自炊の最後の砦

大きめの器を選ぶとトッピングもしやすく、本気ラーメンの満足感が上がります。

注意点としては、やはり汎用性。ラーメンどんぶりとは言いましたが、うどんやそばにも違和感がないものを選びましょう。

また、ただの親子丼も大きなどんぶりに余白を活かして盛るとオシャレ度UP、カフェ飯気分が味わえます

大皿(20〜25cm)

汁椀も汎用性は高いですが、大皿は更に多用途

パスタ、シチュー、カレー、チャーハン、トースト、サラダ、ワンプレート料理、etcetc…。

人が来た時もおつまみや料理をよそって皆で取り分けられます。

ポイントは汁気が多い物にも対応できるよう、少し深さのあるお皿を選ぶこと

重要なのがワンプレートとして使える点です。

自炊のコツは面倒臭さを減らすこと。一人暮らしのキッチンは見た目以上に狭く、使いにくいもの。日々の洗い物を減らすのが持続の鍵になります。

小皿(15cm)

いわゆる5寸皿。

便利さでは大皿に敵いませんが、家メシの満足感をあげる為にぜひ持っておいてほしいお皿です。

 

スーパーのお惣菜もコンビニつまみも、お皿に盛るだけで手間をかけた感が出ます。

つい食べきりがちなお菓子も、食べる分だけお皿に出すとストップしやすい

冷奴やおひたしをよそって小鉢にも、お醤油皿としても、来客があった時の取り皿としても活躍します。

 

ちなみに、あまり料理経験がないなら、お惣菜を買うのはオススメです。

自炊も最初から張り切りすぎると長続きしません。スーパーでも置いていますし、閉店間近には安くなります。

美味しいお惣菜屋さん探しも楽しんで、肩の力を抜いていきましょう。

マグ・グラス

好きなものを買いましょう。

グラスは無色でシンプルなものが使いやすくてオススメです。

 

器大好きなわたしの家にあるマグは8個(一人暮らしです)。

よくお茶を飲むので、器を変えるだけで気分転換に。

小さな楽しみポイントを持つのも、自炊長続きのコツかもしれません。8個は多いかもしれませんが。

箸、フォーク、スプーン

当たり前すぎて忘れがちですが、なくてはならないもの。

毎日、口の中に入れるものなので、好みにあったものを選びましょう。

オススメは無塗装の竹箸。

傷みにくく、すべりにくく、軽く、扱いやすいです。先が細いものは細かいごはんつぶもつまみやすいです。

扱いやすい箸の長さは、中指の先から手首との境目までの長さ+3cmで、女性は21cm、男性は23cmが目安と言われています。

フォークやスプーンはカラトリーセットを探してみてください。

プラスワンに選びたい器たち

必須ではないですが、あると便利なお皿たち。

  • 豆皿(9cm)
  • カフェオレボウル

豆皿(9cm)

必要最低限ではないけど、あるとすごく便利な皿。

お醤油皿は小皿よりも豆皿が得意。ワンプレートは洗い物が少なく楽ですが、香の物や薬味を乗せると食卓にきちんと感が出るので、気分を変えたい時に使えます。

お茶の時間にはティーバッグを蒸らす蓋代わりに、そのまま受け皿としても使えます。

何よりデザインが可愛い。器は無地のものが使いやすいですが、柄物の豆皿があると食卓が華やぎます。

 

ただし、必須かと言われると、答えはノー

自炊に慣れてきて、プラスワンが欲しくなった時の選択肢にまず挙げて欲しいお皿です。

カフェオレボウル

汁椀を洋風にした使い勝手の良さがあります。

カフェオレやホットミルクを始めとしたドリンク類はもちろん、スープ、サラダ、ヨーグルト、シリアル、菓子鉢、取り皿、小鉢、なんでもござれ。

お茶碗も兼務、余り物を冷蔵庫に入れる時やお客様用の器としても活躍、調理中の小さなボウル代わりにさえなります。

 

ネックになるのは、陶磁器なので重いこと。汁椀のように片手で持って飲むというより、両手で持ち上げる、または置いたままスプーンで飲む方が向いています。

また、日本人の食生活にあまり即していないこと。

毎朝シリアル、洋食が多い人は持っておくと楽しみがひとつ増えると思います。

食器選びその他のポイント

  • 電子レンジ対応

食器の色

初めての食器は白がオススメです。どんな食材にもあって、美味しそうに見せてくれます。

その他の色は以下の通り。

白いご飯やトマトの赤、野菜の緑が映える。茶色い煮物は不向き。
食欲増進効果。お茶椀、汁碗にオススメ。
柄物

模様による。盛るだけでおしゃれになるが使い方が難しいので、豆皿などのポイント使いがオススメ。

暖色は食欲をそそり、寒色は食欲を減退させる効果があります。

食器の形

四角や楕円形のお皿、板状のお皿…変わった器はおしゃれですが、最初の器なら正円で、ある程度深さのあるものが使いやすいです。

 

お皿は5寸皿(15cm)、8寸皿(24cm)のように基本サイズが決まっています。

一般的な形やサイズのものは買い足してもスタックもしやすく、収納が楽

一人暮らしのキッチンは狭いので、器選びに収納は欠かせないポイントです。

 

また、盛り付けのしやすさを決めるのも形。

帽子でいうとベレー帽のようになだらかな器は、適当にどさっと盛っても決まりやすく、盛り付けが楽ちん

一方でハットのように垂直に立ち上がる器は、盛り付けにある程度ルールがあるので、初心者には向きません

食器の量

シンクが広い、洗い物がものすごく嫌い、恋人や友人が日々来る人は2人分。どれにも当てはまらなければ1人分で充分です。

来客があった時は紙皿を。今は紙皿もおしゃれなものがたくさんあります。

不安なら、マグと小皿は2枚あると人が来ても安心です。

 

器の話からは逸れますが、面倒臭がりな人は物を減らして見せる収納がオススメ。

扉の開閉やかがむ動きなど、小さな動作ほど回数が多く億劫さに繋がるので、動作自体を減らすと負担はかなり減ります。

電子レンジ対応

多くの器が電子レンジに対応していますが、電子レンジ非対応のお皿もあります

使う前に一度確認を。以下2点は基本的に非対応ですが、最近は対応品も増えています。

  • 木の器や土の表面が出ている器など、吸水性のあるもの
  • 金線(金箔)のあるもの

食器セットがおすすめ

幾つか食器をご紹介しましたが、取り合わせを考えるのも、あちこちで買うのも億劫。

そこでオススメしたいのが食器セット。

メリットとしては統一感。意識しなくてもテーブルコーディネートが整います。あちこちのショップをめぐる必要がない、買い忘れもなく全部揃う手軽さもいいですね。

また、物によっては50%オフなど、セット価格は個別に買うよりも大幅に割安です。

 

デメリットは、食器セットの点数は多すぎること。

多いに越したことはないと思われがちですが、一人暮らしのキッチン収納は狭いです。

使わないものを置いていると作業効率が低下、面倒臭さは自炊を遠ざけることにも繋がりかねません。そして、人はなかなか物を捨てられない生き物なのです。

 

汎用性の高い器があれば、数は必要ありません。足りない、不便だなと感じ始めるとしたらある程度自炊に慣れてから。

単品で追加購入できるショップを選べば、いつでも同じものが購入でき、食卓の統一感を守るのも簡単な点も、ネット購入の強いところです。

少なめのセットを買って、不足分は追加で購入するのがオススメの方法。

例えばこれは汁椀、ラーメンどんぶり、大皿、れんげなどのセット。

同じショップで、お茶碗やお箸などを追加で購入することができます。

100円ショップでも食器は買える

価格が魅力の100円ショップ。最近は使いやすい器が並んでいます。

チープさはありますが、手軽に買えるので、繋ぎとしての使い方もあります。

 

デメリットとしては、100円ショップの在庫は店によってかなり差があること。気に入る器に会えるかどうかは運の要素がかなり大きくなります。

また、食器は量が増えるとかなりの重さに。

ショップが家から遠い場合、ちょっとした筋トレになるかもしれません。

一人暮らしの食器まとめ

長くなってしまいましたが、大事にして欲しいのは、自分の食べたい、作りたい料理が並ぶさまをイメージして買うということ。

とは言え、大事なことは他にもあるので、もう一度おさらいしてみましょう。

  • 必要な器:お茶碗、汁椀、ラーメンどんぶり、大皿、小皿、マグ・グラス、箸・フォーク・スプーンの7項目のみ。少ない種類で使い回しできる器を選ぶ
  • 汁椀・大皿は多用途皿。大皿は深皿が◎。小皿は満足度UP皿
  • プラスワン:豆皿・カフェオレボウルがオススメ
  • 器選びのポイントは色・形・量・レンジ対応の4点
  • 色・形:基本の白と正円が買い足しも収納も使いやすさも優秀
  • 量:基本的に1人分、足りないと感じてから増やす
  • 電子レンジ対応品:記載を確認
  • 食器セットは割安、統一感が優秀。ただし不用品は自炊効率を下げるので、少ないセット+追加購入がオススメ
  • 100円ショップは繋ぎとしてオススメ

一人暮らしを続けていく限り、付き合っていくのが自炊問題。

忙しくて料理に時間をかけられないような時こそ、自炊で自分の身体を大事にしてあげたいもの。

手間を減らして、気に入りの器で無理なく自炊を楽しんでくださいね!

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料理をするモチベーションを上げるのはなかなか難しいです。どうしてやる気が出ないのか、料理のモチベーションに対する考え方と、やる気を出す具体的な解決方法について考えてみました。過去に半年間、料理教室に通ってみたお話も一緒にご紹介します。
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