一人暮らしの間取りで選択肢にあがるのが1Rと1K。特に都心部では、ほとんどこのどちらかの間取りになります。
済んでみて違いを感じるのが、仕切りが有るか無いかです。
結論を言うと、お金に余裕があるのであれば1Kの方が快適です。
- 冷暖房
- 臭い
- 音etc
これらの環境が大きく違ってきますので、それぞれの特徴と実際に住んでみた感想をあげます。
1Rと1Kの違いは仕切りの有無
間取り的な違いは仕切りの有無。
- 1R
キッチン・水回りと居住スペースが同じ空間にある - 1K
キッチン・水回りと居住スペースが区切られている
仕切りがあるのと無いのとでは、どのような違いがあるのかを見てみます。間取りのことだけを言うと1Kの方が確実に良いです。よって、1Rでのデメリットを主にあげていきます。
1Kの方が冷暖房の効きが良い
https://twitter.com/poire_pdh_g/status/1091334920562126849
1Rでは居住スペースから玄関までが同じ空間にあります。そのため、部屋の外との熱の移動が大きくなってしまいます。同じ部屋の広さだとすれば、1Kの方が外気の影響が少なくなりますので、エアコンなどの効きが良くなると言えます。
部屋の広さや、冷暖房器具の機能面と合わせて考えた方が良さそうですね。
1Rはキッチン・水回りの臭いが居住空間に流れる
https://twitter.com/RunaAltemis/status/1045978814705061888
特に料理をする場合ですが、1Rでは調理中の臭いや煙などがそのまま居住スペースまで流れてしまいます。ベッドや洋服に臭いがついて気になる人は1Kを選んだ方が良いです。
ただ、さほど料理をしないのであれば、1Rの臭いに関するデメリットは少なくなります。
遮音性について
一人暮らしなので自分自身の生活音は気になることはありません。では、何の音が問題になるかと言うと、家電です。1Rだと以下のようなデメリットを考慮する必要があります。
冷蔵庫など常に電源が入った状態の家電であれば、ごくわずかですが「ブーーン」という家電音がするものもあります。これが気になる人は気になるようです。
洗濯機が同じ空間にあると、洗濯中はうるさくてテレビの音が聞きにくかったりしますよね。あとは、玄関の外の音が聞こえる場合や、逆に生活音が外に漏れやすいかもしれません。
たまに恋人や友人を招いたときに気になるのが、トイレの音です。お互い気まずくなるかもしれません(笑)
睡眠中の音が気になる人は1Kにしておいた方が無難です。
1Rだと玄関から部屋の中が見えてしまう
玄関ドアを開けると室内全てが見えてしまうのが1Rです。宅配の荷物を受け取る時などです。特に女性の場合は気になりますよね。
1Rであれば、仕切りの代わりにカーテンを引いたり、つい立てを置くことで、1Kモドキのような状態を作って対策することはできます。
https://twitter.com/memory_kanon/status/784795490328064000
1Rの方が家賃が安い
上に色々と1Rのデメリットをあげましたが、その分1Kより1Rの方が家賃が安い場合が多いです。立地・部屋の広さ・築年数など、他が同じ条件であれば1Kの方が家賃が高くなります。
一概に言えませんが、1万円前後の差額が出る場合もあります。家賃が5万円と6万円ではかなり大きいですよね。
1Kで1Rと同じ家賃で抑えたいのであれば、築年数や立地など、他の条件を少し妥協してあげる必要が出てきます。それらも踏まえて、1Kのメリットを取るか、1Rの安さを取るかを検討しましょう。
1Rは間取図の表記に注意
不動産サイトなどで間取図を見ると「洋6畳」などと記載がありますよね。これが、1Kと1Rだと意味が変わって来ます。
1Kで6畳と記載がある場合は、部屋の広さが6畳で、キッチン・バス・トイレが別にあるということ。
1Rで6畳の場合は、キッチンスペース(廊下)も含まれて6畳。つまり、実質の居住スペースは6畳も無いということになります。
「6畳と書いてますが、実際は5.5畳しかありませんよ!」なんて不動産屋は親切に教えてくれませんので、あなた自身の目でしっかり確認してください。
1Rと1Kの違いまとめ
- 音・臭い・冷暖房の面で1Kの方が快適
- その分、1Kの方が家賃が高くなる
- 1Rの間取図は廊下も含まれての広さ
部屋を探すときに、1R・1Kの表記で値段がどう違うか見てみるといいですよ!