Looopでんきは2018年3月で10万件以上の家庭が申し込んでいる人気の電力です。
電力自由化が始まってから、様々な新電力サービスが始まりましたが、なぜこんなにもLooopでんきが選ばれるのか。
従来の大手電力会社や他の新電力と比べて、Looopでんきにはどんな魅力があるのかを解説します。
looopでんき(ループ電気)のメリットとおすすめポイント
基本料金が0円
まずは何と言っても基本料金0円がLooopでんきの特徴です。
これまでの電気料金は基本料金+従量料金の組み合わせでしたが、Looopでんきでは基本料金0円で従量料金だけです。
以下は東京電力とLooopでんきの基本料金比較です。
東京電力 | Looopでんき | |
10A | 280円80銭 | 0円 |
15A | 421円20銭 | 0円 |
20A | 561円60銭 | 0円 |
30A | 842円40銭 | 0円 |
40A | 1,123円20銭 | 0円 |
50A | 1,404円00銭 | 0円 |
60A | 1,684円80銭 | 0円 |
基本料金が設定されている場合は、自分の電気使用量に応じて適切なアンペア数を契約して使う必要がありました。
例えば、電気の使用量が少ない人は小さめのアンペア数で契約をします。しかし、この場合はもし電気を一時的に使いすぎた時にブレーカーが落ちるなどのデメリットがあります。
逆に、アンペア数が大きいプランで契約をすると、電気を使っていない時でも高額な基本料金がかかってしまいますよね。
季節によっても月々の電気使用量は異なりますし、なかなか適切なアンペア数で契約するのは難しいです。変更を依頼するのも面倒ですし。
その点、Looopでんきは基本料金がかからないので、その月に使った分だけが料金に反映されるというシンプルな料金設定です。
旅行や出張で家を空けるなど、月によって電気の使用量が変動する人なんかは特に基本料金0円の恩恵をうけることができます。
従量制の料金が一律
Looopでんきは従量料金が一律で決まっています。
これまでの電気料金は使用した電気量によって、電気の単価が変動するものでした。
例:東京電力の電気量料金 | |
使用電気量 | 1kWhあたりの料金 |
〜120kWh | 19円52銭 |
120kWh〜300kWh | 26円00銭 |
300kWh〜 | 30円02銭 |
これは消費者にとってはものすごく分かりづらいですよね。
特に、家族で暮らしている場合など電気量を多めに使う家庭であれば、電気の単価が非常に高くなります。
夏や冬に冷房暖房を使ったらいきなり電気料金が跳ね上がるのはこれのせいです。おそらくある段階でボーダーラインを越えて単価が高くなっています。
Looopでんきであれば、電気を使う量に関係なく一律の単価(エリア毎)になっています。
エリア | Looopでんき従量料金 |
北海道電力 | 29円(税込) / kWh |
東北電力 | 26円(税込) / kWh |
東京電力 | 26円(税込) / kWh |
中部電力 | 26円(税込) / kWh |
北陸電力 | 21円(税込) / kWh |
関西電力 | 22円(税込) / kWh |
中国電力 | 24円(税込) / kWh |
四国電力 | 24円(税込) / kWh |
九州電力 | 23円(税込) / kWh |
シンプルに使った分に比例した料金になるので、納得感のある料金請求となります。
自然エネルギーを利用
Looopはもともと、東日本大震災の被災地に太陽光発電を設置するボランティア活動から誕生しています。
太陽光・風力・水力などの自然エネルギーの普及を目指しているのが株式会社Looop。
地球環境に興味がある人も安心して利用できるのがLooopでんきですね。
アプリで電気使用量がリアルタイムで見られる
Looopでんき乗り換え後は公式のアプリで電気の使用量が確認できます。
Looopでんきアプリ
株式会社Looop無料posted withアプリーチ
30分毎の使用状況を確認できるのでほぼリアルタイムです。
アプリを見れば「今のところどれくらい使っているか」がわかるので、電気代の節約もはかどります。
乗り換えが簡単
電気に限らずですが、契約ごとを切り替える時に一番問題なので「手続きが面倒」なことだと思います。
Looopでんきへの切り替えは非常に簡単で時間もかかりません。
主に以下の流れで切り替えが完了します。
- インターネットで申し込み(10分程度)
- 供給開始日がメールで届く
- 次回の検診日に自動的にLooopに切り替わっている
特にイレギュラーな状況が無ければこれだけです。
やることは申込だけです。
現在利用中の電力会社への連絡なども特に必要ありません。簡単。
トラブル対処の駆けつけサービスあり
現時点では東京電力エリアのみですが、トラブル対処のサービスもあります。
- ブレーカーが落ちる
- 停電
- コンセントが焦げ臭い など
トラブル用の番号に電話をかければ24時間365日(地域によっては翌営業日)で駆けつけてくれます。
沖縄・離島をのぞく全国で使える
残念ながら沖縄と離島だけはサービス提供されていませんが、それ以外の地域は全てカバーされています。
特定の地域しか電力供給されていないサービスも多く存在しますので、全国展開は消費者にとってとても選びやすいですね。
将来的に他県へ引っ越す時なんかも、同じくLooopに申し込めばいいので、また電力会社を選ぶ労力がかかりません。
アパート・マンションでも使える
電力の契約となると戸建てでの話と思われがちですが、集合住宅でも申込できます。
一般的には居住者が部屋ごとに電力会社と契約をしていると思いますので、その場合はLooopでんきへと契約を変更することが可能です。
原子力マフィアの企業舎弟「東京電力」から、電力小売「Looopでんき」に乗り換えて半年。手もとに残っている東電の検針票(昨年11月分)には「58kWh:1768円」とあるので、やはり安くなっている。私のようなアパート暮らしでも可能です。 pic.twitter.com/yixx3Qc1bB
— やきとり (@ch10670) June 25, 2017
一部、マンション単位で管理会社が一括契約をしている場合でのみ申し込み不可となります。
一人暮らしでも安くなる
家族世帯で安くなるイメージかもしれませんが、一人暮らしにおいても電気の利用状況や現在の契約内容によっては十分安くなる可能性があります。
- 契約アンペア数が大きく基本料金が高い場合
- 在宅時間が少なく電気をあまり使っていない場合 など
このような場合は時に安くなる可能性がありますので、一度シミュレーションをしてみることをおすすめします。
キャンペーンのタイミングに当たればもっと得する
タイミングによっては「新生活応援キャンペーン」などが行われていることもあります。
キャンペーン期間中に申し込むとギフトカードが貰えたりですね。
ただ、キャンペーンが始まるまで待ってから申し込むなんて無駄なことは辞めましょう。
毎月かかる電気代ですから、なるべく早く切り替えた方が得なのはわかりますよね。
もし、新たなキャンペーンが開始された場合はこのサイト内でわかるようにお知らせします。
契約期間の縛り・解約金がない
Looopでんきの契約は供給開始日から一年間の自動更新です。
契約期間中の解約でも解約金など一切かからないので、どのタイミングでLooopでんきへ切り替えようが何も問題ありません。
今すぐ切り替えてしまった方が月々の出費を減らせますよ。
Looopでんき(ループ電気)のメリットまとめ
これだけメリットがあればLooopに切り替えない理由がないくらいですね。
たった10分程度の申し込み手続きで、毎月の出費が減らせるのであればやらないと損です。
節約はまず固定費を減らすことからです。