引越しの挨拶は必要か？賃貸一人暮らしでは近所付き合いは無い。

2022年11月2日

引越しの際に隣近所に対して挨拶まわりをするという慣習があります。しかし、それはあくまでも家族付き合いが必要な場合と戸建ての場合です。賃貸で、しかも一人暮らしという条件では挨拶は不要です。

僕はこれまで全国10ヶ所ほど住んで来ましたが、その間1度も挨拶に伺ってませんし、挨拶に来て頂いたこともありません。もちろんそれで何か支障があるなどということも全くありません。今現在もそうです。

挨拶に行くなというわけではありませんが、「挨拶に行ったほうがいいかな」と迷っている人のために、一人暮らしで挨拶が不要である理由について書きます。

引越しの挨拶のマナー

一人暮らしではなく、一般的な引越しの挨拶まわりについて確認したいと思います。

基本的には、ご近所さんへのあいさつをするという意味合いですね。

つまりは、ご近所付き合いがある場合には挨拶をした方がいいということになります。家族での引越しの場合は、子供同士・親同士での付き合いが想定されるので挨拶をしておいた方が無難になります。挨拶に回る範囲は以下。

これが一般的な挨拶まわりの範囲になります。

昔は、引越しそばを手土産として持参しましたが、現在では500円〜1000円程度の手土産を送るのが一般的です。受け取る側の気持ちが重くならないようにあまりに高価なものは避け、消耗品を送るのが良いでしょう。

ちょっとしたお菓子とか石鹸とかですね。消耗品と言っても、手作りのお菓子など持って来られるとベビーなので普通に市販品が良いでしょうね（笑）

また、万が一訪問先が不在のときは、置き手紙などを置いておけば十分です。どこかで顔を合わせる機会があれば改めて挨拶すれば良いです。

賃貸で一人暮らしをする場合は近所付き合いなんてありません。たまたま建物の出入りなどで顔を合わせた時に軽く挨拶を変わす程度です。

基本は学生か社会人かなので、日中は部屋および建物周辺にいない時間が多いですので、そもそも遭遇確率がかなり低いのです。部屋を出る時間や、帰宅時間が1分でもずれれば顔を合わせることはありませんよね。入居から1年たっても隣に住む人の顔を見たことが無いなんて普通にあります。

家族であれば、在宅者が時間を見てゴミ出ししたりしますので、タイミングが合って顔を合わせることがあるかもしれませんが、一人暮らしだとゴミ出しの時間もバラバラ。子供と建物の外で遊んだり、近くの公園で遊んだりということも無し。何か困っても近所の人に相談したり、助けを求めたりということも絶対にしません。

例えば、水漏れがあったとか火災警報装置が鳴ったなどのケースでないかぎりは、他の部屋の住人と関わることはありません。もしこれらのケースが合った場合でも、管理会社や大家が関わるシチュエーションなので、個人的に問題が生じることは皆無です。

よって、近所付き合いを良くすることで得られるメリットって全く無いんですよね。

メリットが無い反面、自身が住んでいるという情報を他人に与えるデメリットの方は考えられます。一人暮らしということは、別の地域から移り住んでいる人もたくさんいるわけで、そこにどんな人が住んでいるかわかりません。

ストーカーや盗難の被害があるとは言いませんが、個人の情報を外部に出すことでそれらのリスクは必ず増えます。特に女性の場合は被害に可能性が高くなるので、挨拶はおすすめしません。

近所の人と付き合いが予想される場合のみ挨拶に伺ってもいいと思います。

特に、学生が学校の近くに住む場合は、同じ学校の人でほとんど埋め尽くされているということがあります。それが事前に分かっているのであれば、同じ学校の人同士で仲良くやれた方がいいと思いますので、人付き合いを良くしておいても損は無いかと思います。

挨拶まわりをして、住んでいることを周りに知らせて得られるメリットよりも、個人情報をバラすデメリットの方が多いです。そのため、賃貸で一人暮らしをする場合は挨拶は不要だと考えます。

何かあった時に話をしたり、関係が必要なのは管理会社や大家さんですので、そちらへの対応の方が必要ではないかと思いますね。

必要異常に騒がない、ゴミ出しのルールを守るなど、人として真っ当な生活をしていればご近所トラブルなんて通常はありませんので安心していいと思いますよ。

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