一人暮らしに掃除機は必要?掃除性格診断とオススメ掃除機、選ぶポイントも

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一人暮らしの家電

一人暮らしの掃除の頻度は週に1度がダントツで多く、次に毎日、週2〜3度、週4〜5度というアンケートがあります。

自分の部屋は小さな城。汚いよりはきれいな方がいいけれど、毎日となるとやはり面倒。

かと言って、恋人や友人の急な訪問にバタバタするのも嫌なものですので、きれいで快適な一人暮らしを目指しましょう。

単純に人気の掃除機の機能やタイプで選ぶ前に、一人暮らしだからこそ自分の性格や生活スタイルを理解してから掃除機を選んだほうが良いです。

あなたにあった掃除のタイプと、それぞれオススメの掃除機をご紹介しています。

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掃除機は一人暮らしで必要か

家具・家電を買い揃えるときに、必須かどうかで悩むものの一つが掃除機です。

1Rや1Kのようにコンパクトな部屋に住むため、掃除機がなくてもなんとかなるのではないかと思います。

結論を言えば、掃除機がなくてもなんとかなります。しかし、掃除機を置けるならあった方が便利です。

掃除機を持たない場合に代用品として持つアイテムは以下の2つでしょう。

  • フローリング
    →クイックルワイパー
  • 絨毯・カーペット
    →コロコロ

中には、カーペットもフローリングも兼用で使えるコロコロもあります。

確かに、クイックルワイパーやコロコロでこまめに掃除をすれば部屋をキレイに保つことができます。

しかし、掃除機の「吸う」という機能はやはり便利です。

クイックルワイパーでは細かいホコリは取れますが、ゴミの量が多いとホウキではいているようになって「あれ、これチリトリが必要?」となるシーンが絶対訪れます。

また、大物のゴミ(お菓子をこぼしたり)はコロコロにはくっつかないので、掃除機が無いと手で拾うはめになります。

他にも

  • 隙間のホコリ
  • ガラス・食器など割ったとき
  • エアコンを掃除したいとき など

どうしても「掃除機があればよかった」というタイミングがまぁまぁあるんですよね。

あと、クイックルワイパーとかコロコロとかペロッと剥がして捨てるのがかなり面倒。部屋全体を掃除するのに、何度も剥がして捨てて、剥がして捨ててを繰り返します。

掃除機があれば一気にやれるのに。。。

もちろん無理やり買い揃える必要はありませんが、クイックルワイパー&コロコロで生活してみて、掃除機の必要性を感じてから購入しても良いでしょう。

掃除機を置くスペースなどに問題がない場合は最初から手に入れた方が快適です。クイックルワイパー買わなくて良いし。

掃除機を決めるための掃除性格診断

たかが掃除、されど掃除。

生活スタイルや性格によって、楽しくできる掃除の仕方は人それぞれ。あなたがどのタイプにあてはまるか、見てみましょう。

  • まとめ掃除は嫌。夏休みの宿題はこつこつタイプ。→タイプA
  • クローゼットは服専用。掃除機の入る余地なし。→タイプB
  • 箸より重いものは持ちたくない。でも掃除はしっかりしたい。→タイプC
  • 掃除なんて世界からなくなればいいのに。→タイプD

A.タスクが重いのが嫌なコツコツ型

夏休みの宿題も、洗濯物や掃除も、溜めてしまうと取り掛かるまでが一苦労。

コツコツタイプにオススメなのは、フローリングワイパー+粘着テープの組み合わせです。

最大のメリットは静音性。深夜・早朝関係なく、気づいた時に1分から掃除できます。

ただし、吸い込みがない為ラグや畳に弱いところはデメリット。サブ機としてハンディタイプの掃除機を持つといいでしょう。

もう一つのデメリットは、「結構きれい」にはなるけど、「すっきりした!」までの掃除が難しいこと。

オススメなのは週に1度のウェットタイプシート。高価ですが、水・汗・油汚れにも対応してさっぱりします。

  • メリット 手軽 静か ほこりをまきあげない 本体が安価
  • デメリット ラグ・畳に弱い ランニングコストが高い 粘着力がすぐに弱まる

B.掃除機収納が嫌な狭小住宅型

部屋が狭く収納スペースがない場合は、見せる収納にするといいでしょう。

コードレスのスティック型掃除機は充電式で自立式、インテリア性も優れています。

出し入れの手間が省け、持ち上げるだけで即スタート。コードレスで取り回しが楽なことから「ちょっと掃除」の機会が増え、結果的にお部屋もきれいになります。

ただし、コードレスタイプの弱点は吸引力。ラグをきれいに吸い上げたい人は電源コード式の掃除機の方がいいでしょう。

目安は「吸込仕事率」。あくまで目安ですが、30W以上あるとラグに対応するものが増えてきます。

  • メリット 省スペース スタートが早い 取り回しが楽 ハンディ兼用タイプあり
  • デメリット 吸引力が弱い ラグに不向き 比較的高価 バッテリーは数年で要交換

オススメは「ちょうどいい」を意味するブランド名の通り、部屋に馴染むデザインが特徴のプラスマイナス0の掃除機。

デザイナーは無印良品の壁掛け式CDプレーヤーやauのINFOBAR等で知られる深澤直人さん。

家電らしくないポップな外観で本体約1kgと軽量ですが、吸引力の指針、吸込仕事率は30Wとローエンドモデルで最高レベルです。

Google出身のエンジニアが立ち上げたAnker社の掃除機。

本体重量は約2.5kgと少し重たくなりますが、ラグも任せて安心な強力な吸引力がポイント。安価にハイエンドモデルを手に入れたい人に特にオススメの商品です。

C.道具が重いのが嫌な身軽型

旅の荷物と掃除機は軽い方がいい。

でも、チリひとつ残したくない人類最強なあなたにオススメなのはハンディタイプのコード式掃除機

取り回しではコードレスに劣りますが、吸引力では絶対的優位を誇ります。

小さいので場所も取りません。出しっぱなしでもカゴに入れれば目隠しも容易です。

長いコードはコードリールでまとめてしまえば使いやすく、散らかりません。

また、併用としてオススメしたい掃除道具が、自分の「手」

壁際のホコリはどんな掃除機も苦手です。一方、手は角や壁際に強く、汚れを感じる優秀なセンサー付き。後片付けも手を洗えば終了です。

やってみると簡単で意外なほどホコリも取れるので、ぜひお試しを。

  • メリット 省スペース 軽量 吸引力が強い 比較的安価
  • デメリット 有線 高さがないので姿勢が不自然になる

吸込仕事率180Wと、ハンディタイプで最高レベルの吸引力。その分音は大きいので夜間の掃除には向きません。また、フィルターが目詰まりしやすいので、別メーカーのものを装着するなど、多少使用に工夫は必要です。

ラグの多い人、吸引力第一な人にオススメの掃除機です。

D.とにかく掃除が嫌で面倒くさい人

無人島に掃除機とふたりきりになっても掃除はしたくない

無人島で掃除が必要かどうかは別として、オススメなのはロボットタイプの掃除機。iRobotのルンバが有名ですね。

広い家で活躍するイメージですが、実は一人暮らしでも力を発揮します。

出勤時にスイッチを入れれば邪魔にもならず、音も気にならない。かきだしがメインの為、吸引力が弱く壁際は苦手ですが、毎日かけるとやはりきれいになります。

いじらしく働く姿がペット感覚で可愛らしく、彼(?)の為に床を整理し始めたというケースもよく耳にします。

  • メリット 楽 排気が少ない 静か ペット感覚
  • デメリット 段差に弱い 隅に弱い 吸引力が弱い 時間がかかる 床の整理が必要 高価

1万円を切るタイプは吸引力や空間認識センサー・バッテリーが弱く、ラグにも対応していないので、メインの掃除機としては期待できません。

赤外線センサー、大容量バッテリー、3つの清掃モード、自動充電、専用リモコンなど、多機能ながら安価なのが魅力の掃除機。
スティックタイプでもおすすめしたAnker社の家電ブランドeufyは今後スマート家電も発表予定と、注目を集めるブランドです。

ルンバは高い?安いロボット掃除機ならANKER eufyの評判が良い
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B〜Dタイプのあなたも、平日にワイパーと粘着テープ、週末に掃除機と併用利用はオススメです。

掃除機選び方ポイント

一人暮らしの掃除機の購入で1番のネックになるのが収納スペースといえるでしょう。

出しっぱなしは目につくけれど、変にしまいこみ、出し入れの億劫さから掃除が億劫になっては元も子もありません

一方で高い場所や窓のさん、ソファなど、対応箇所が幅広いのが掃除機の強み

オフシーズンに使わない布団や衣類を圧縮袋に入れて圧縮できるのも、限られた収納スペースを上手に使うひとつの手です。

使いたい用途にあわせたヘッドの有無も確認しましょう。

  1. タイプ
  2. 吸引力
  3. 本体重量
  4. 集塵(じん)方法
  5. ノズルタイプ
  6. 静音性

1.タイプ

掃除機の性能は吸引力だけではありません。重さ、取り回し、省スペース性、静音性などの総合力で決まります。

キャニスタータイプは吸引力100点、コードレスのスティックタイプは取り回し抜群、というように、タイプによって性能は異なります

自分にあった掃除ができる掃除機タイプを選びましょう。

2.吸引力

掃除機は掃除をする機械。吸引力は強いに越したことはありません。

ひとつの目安はモーターのパワーを数値化した「吸込仕事率」。より指針となるのは「ダストピックアップ率」ですが、全てのメーカーが公開しているわけではありません。

電圧は高い方が、ローエンドよりもハイエンドモデルの方が吸引力が高い傾向にあります。

3.本体重量

取り回しに関わります

重い・大きいと億劫になり、掃除の頻度が減ることも。

スティック・ハンディタイプは1.5kg、キャニスタータイプは3kgを切ると軽量と言えます。

コードレスタイプはバッテリーの位置にも注意。重いバッテリーが手元から遠い場所にあると、体感重量はより重くなります。

4.集塵(じん)方法

紙パック式とサイクロン式とあります。

紙パック サイクロン
メリット

ゴミ捨てが簡単
最初は吸引力が強い

ランニングコストがかからない
吸引力が持続する

デメリット

ゴミがたまると吸引力が弱まる
紙パックのストックを持つ必要がある

ゴミ捨て時に少しホコリが舞う
こまめにゴミ捨ての必要がある

紙パック方式とサイクロン方式は一長一短。

特にスティック・ハンディタイプは容量が小さい分、ゴミが溜まって吸引力が落ちやすいことを覚えておきましょう。

5.ノズルタイプ

ノズルともヘッドとも言い、吸引力とあわせて集塵性能を左右します

モーターノズル、エアーノズル、ノーマルノズルの3つがあります。

モーターノズル

最も強力なノズルです。

ブラシをモーターで回転させ、ラグの奥からゴミをかきだします。ラグに強いですが、ブラシに髪や糸くずが絡みつくので、ノズル自体の掃除の手間がかかります。

強力な反面、ヘッドにモーターがあるので、ヘッドが大きく重たくなるのが難点。

エアーノズル(タービンヘッド)

吸い込んだ空気の力でブラシを回転させるノズル。回転パワーが弱いので、ラグでは止まることがあり、ゴミをかきだす力もモーターノズルに劣ります

モーターがないので重量は軽く、水洗いできるのが利点

ノーマルノズル

回転ブラシがないノズル。ゴミをかき出す機能がないので、ラグの多い部屋には適しません

ブラシがないので手入れが楽なのが利点。

6.静音性

隣家への音は排気音だけではなく振動も響く為、優先順位としては高くなりにくい項目です。

1番静かな掃除機の弱運転で42db程度、平均的な運転音は60〜70dbとなっています。

55db以下の掃除機は静音性が高いモデルといえます。

まとめ:一人暮らしの掃除機は自分に合ったものを

仕事が終わって帰る部屋がきれいだと、仕事に気合も入るかもしれません。

続けられる掃除機の選び方をもう一度おさらいしてみましょう。

  • 掃除機は自分の性格にあったものを選ぶべし。
  • コツコツタイプはワイパー+粘着テープ。
  • 収納スペースがなければコードレススティック型。ジェットスタートで頻度もあがる。
  • きれい好きさんはパワー安定コード式がオススメ。ハンディなら軽量・省スペース。
  • ものぐささんはロボット型。ペットとして可愛がってあげましょう。
  • 吸引力だけじゃない掃除機性能の見方。予算内で点数配分を。

自分の性格にあったものを選び、楽しく使ってきれいな一人暮らしライフを楽しみましょう!

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