一人暮らし・賃貸の照明、電球の選び方|LEDは2年以上使うならコスパOK

電球や蛍光灯には、どうしても寿命がありますよね

そろそろ切れかかってきたな...という時、同じタイプのものでも良いですがどうせなら、今より自分の好みに合ったものにカスタマイズしたいですよね

一人暮らしで知っておきたい電球の替え方・選び方をお伝えいたします。ただ、明かりの色を変えるだけでなく照明そのものを変えたい方も、この記事を読めばばっちりです。

目次

照明器具選びに必要な基礎知識

まず、電球を取り付ける前に照明器具の話です。不要な人は読み飛ばしてください。

照明器具の取り付け 方法

まず、照明をつけるためには天井や壁にあるコンセントのようなものを探しましょう。

これはローゼットとかシーリングとかいうものですが、そこに照明の根元をつなげることで電気が通ります。

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ローゼットは天井にねじで止められているもので、5kg以上の重さの照明をつけることができます。シーリングはねじがついていないもので、5kgまでの重さの照明をつけることができます。

ついていない場合は工事が必要ですが、たいていの場合はどちらかが備えられています。気になる場合は大家さんに確認したり、写真を撮って電器屋さんで確認するといいでしょう。

照明器具のタイプ

照明のタイプには大きくシーリングライトとペンダントライトがあります。

▼シーリングライトはこんなもの

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天井にくっつけるタイプのシーリングライトの利点は、明るくできる範囲が広いことです。

一人暮らしですと人によっては背伸びで届いてしまう高さの天井なので、なるべく天井から何かを吊り下げないほうが部屋を広く使えるでしょう。

しかし、高いため電球の交換や掃除がしづらいという欠点があります。

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▼ペンダントライトはこんなもの

レトロペンダントライト/PossiB437 (ペパーミント)

天井からつりさげるペンダントライトの利点は、照明のデザインの自由度があることです。

シーリングライトの場合天井に接しているため平べったい形のものしかありませんが、ペンダントライトは照明の形や色、高さがお好みで選べます。

また、手が届く高さにできるので掃除や電球の交換がしやすいことも選ばれる理由になります。

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電球・蛍光灯の明るさや色

電球や蛍光灯の明るさはワット数と部屋の広さ、壁の特徴によって決まります。部屋用の電球が暗すぎることはほとんどないので、気にするべきは光の色です。

日常的に使う光の色は主に3種類。

  • 昼光色
  • 昼白色
  • 電球色

昼光色は最も明るく、青白さもある光です。部屋の明るさを重視する方や集中する環境を作りたい方にお勧めです。

昼白色は、白い光で自然な明るさが特徴です。ある種最も無難な色選びと言えます。

電球色は、昔の電球のようなオレンジがかった光が特徴。他の2色に比べて明るさが弱い分、安らぎと温かみを与えてくれます。色が特徴的なので人を選びます。

もし、特にこだわりを持たないのであれば、昼白色を選ぶことが良いでしょう。

電球・蛍光灯の規格の決まり方・確認方法

蛍光灯や電球を買う上で一番重要なことは「規格が合うかどうか」です。

どんなに性能の良いランプを買ったところで規格が合わなければそもそもはめることができません。

部屋に設置できる電球の規格を確認してから、購入するものを選びます。

1.電球は口金のサイズ(規格)

口金

画像:http://news.only-1-led.com/led-kuchigane

電球を交換するときの多くは電球の付け根にあるねじの部分をまわして取り付けます。このねじのような部分を口金というのですが、これにはいくつかサイズがあります。多くは26㎜のもの、そして17㎜のものも見かけるでしょう。それより小さいものは一人暮らしでなくてもなかなか見かけないでしょう。

規格で表記するとE26、E17となります。ちなみに、差し込むタイプの場合は口金の間隔をG〇〇で表します。

どのサイズが必要かは実際にはからなくてもはめ込む台座に規格が書いてあります。不安な場合はそれをスマホで撮影し、電器屋さんに見せて探してもらうといいでしょう。

2.蛍光灯のサイズは大きさと太さ

蛍光灯の場合は長さや太さによる規格があります。丸型の場合も直径が違うので合わせる必要が出てきます。

引用 http://www.setonaikaikisen.co.jp/aamix/denki.htm

さらに口金にもG〇〇という規格がありますが、G13が一般的です。

蛍光灯の場合でも電灯にどんな規格の蛍光灯がはまるか書いているので、接続口付近にある文字列を写真に取っておくと買い物が楽になります。

LED電球は一人暮らしや賃貸にオススメできるか

電気代を安くしたいならLEDと言いますが、普通の電球より値段が高いという面があります。

特に一人暮らしの場合、いつ引越すか分からないのにLEDを買うのは元が取れるか不安になりますよね。

電球の種類

この点に関して、白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球の3種類を比較してみましょう。

  • 白熱電球は従来の電球
  • 電球型蛍光灯はそのまま電球の中身が蛍光灯になっているもの
  • LEDは半導体を使って光らせる新しい電球

どれも同じ設備のもとで使えるため、賃貸についている電球をLEDに交換することは全く問題ありません

電球の購入費

値段が一番安いのは白熱電球で、300円ほどで購入できます。次に電球型蛍光灯は1000円くらいの価格です。

そして、LEDが一番高価で、およそ2000円、高いものだと5000円ほどします。

維持費(電気代・寿命)

ここからどのようにコストパフォーマンスの違いがみられるのでしょうか?まずは寿命を考えてみましょう。

白熱電球は1000~2000時間。1日9時間つけたとしても半年くらいです

これに対して電球型蛍光灯は1万3000時間、LEDは4万時間を誇ります

つまり、単純計算でも電球型蛍光灯は白熱電球10個分、LEDは白熱電球30個分ほどの価値があると考えていいでしょう。その上で3つの電球の値段を見ると高い・安いの判断が変わってくるでしょう。

さらに、電気代については東芝の製品を参考にすると白熱電球が54W、電球型蛍光灯が11W、LEDが7.8Wであることからこの消費電力の差がそのまま料金に反映されます。

つまり、一人暮らしであれば最もコストパフォーマンスが良いのはLEDと言えそうです。 今の部屋に2年以上住む(2年以上LEDを使う)なら、LED電球を買ってもいいと思います。

しかし、ずっと住み続けるわけではなく転勤や引っ越しをする場合の方が多いでしょう。そのため、何年も住み続ける予定がないのであればLEDよりも白熱電球を選んだ方がお勧めです。電気代も大して差がありません。

あなたに合った照明選びをしよう

照明はただ部屋を明るくするだけでなくあなたがいかに快適に過ごせるかを決める重要なポイントです。

単純に明るさや使いやすさを求めるのであればシーリングライトを、美的な要素やこだわりを追究したいのであればペンダントライトを用いると良いでしょう。ペンダントライトの場合は蛍光灯の他、電球型の照明を用いることができます。

さらに、浴室や玄関などの電気を白熱電球から変えるだけでも電気代の節約になるでしょう。

まずは、光熱費を節約できる状態にした上で、あなたが良いと思える光の色や明るさを選んでみましょう。

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