家・部屋の虫対策。虫除けから駆除まで、すぐにできる3つのステップ!

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虫対策まとめ

虫が苦手です。虫に罪がないことはわかっています。でも、あのフォルム、俊敏な動き、全てが恐ろしい。

一人暮らしで虫が苦手なのは致命的です。家族と住んでいるときは、誰かにとってもらうことができます。ひとりっきりで虫に遭遇し、立ち尽くした経験をお持ちの人もいるのではないでしょうか。

「虫が出なそうな2階以上に住んだのに…」「すぐには引っ越しはできない」そんな人のために、今からできる虫対策を3つのステップでご紹介します。

まずはじめに、虫はどのような環境に出てくるのか?というお話からです。すぐに対策を知りたい人は、最初の項は飛ばしていただいても大丈夫です。該当する虫が出た方は2項目の具体的な虫対策の項から、それ以外の方は3項目の今からできる虫予防から読んでください。

できるだけ虫に会わないように、また、死骸も見たくない方に向けた対策方法をご紹介していきます。

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虫が出やすい立地条件

まずは、どんなところに虫が出やすいのか知っておきましょう。なんとなくイメージできると思いますが、虫が出やすいのは以下の条件です。

  • 水辺
  • 自然が豊かなところ
  • 飲食店やコンビニの上
  • 1階の物件
  • 部屋の近くにゴミ置き場がある
  • 外に大きな木がある
  • 隣のベランダに植物がある
  • 木造アパート
  • 築年数が古い etc…

色々ありますね。もちろんこれだけではなく、遭遇するかしないかは運次第のところもあります。

今の物件に住み続ける以上、これらの環境は変えることができませんが、どんな理由で虫が出てくるのかを知って対策に役立てましょう。また、引っ越しを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

虫の種類別の対策

それではここから、具体的な虫の対策についてご紹介します。ゴキブリ、蚊、コバエ、カメムシ、アリに困っている人は、このまま続けて、それ以外の場合はひとつ飛ばして次の項の今からできる虫予防からお読みください。

基本的には、粘着テープなどの生け捕りタイプや、即効性があり死骸の処理が必要な方法はできるだけ避けています。見えないところで駆除する、虫を寄せ付けない、時間差で巣に持ち帰る方法から優先的にご紹介していきます。

ゴキブリ

書くのも嫌なこの単語。害虫の代表格として君臨しています。ビジュアルはさておき、菌やウイルスなどの衛生面でも気になるところです。

ゴキブリが好む環境は高い湿度と温度。そして、食べ物のカスなどなので、キッチン周りが一番危険です。

室内で見かけたということは、どこかに侵入口があるということです。次の項で説明する侵入経路をふさぐことと、まずは燻煙式の駆除アイテムで対策をしてみてください。

次に、室内をゴキブリが嫌う空間にして寄せ付けないようにしましょう。

また、ゴキブリはハッカ油を嫌うので、室内の侵入経路と思われるところにたくさん撒いておくと効果倍増です。

置き餌式の殺虫剤は強力ですが、部屋の中でさらに多く見かけてしまうデメリットがあります。普段は開けることのない床下に設置したり、頻繁に見かけるようであれば、部屋の中に置き餌式の殺虫剤を検討しましょう。

蚊は暖かくなると増えてきます。刺されると不快な期間が続きますし、顔をやられるとさらに困りますね。最悪、感染症の原因になったりと、これまたやっかいな虫といえます。体質によっては大きく腫れて、大変な思いをすることもあります。

まずは蚊の侵入経路になりやすい窓から対策をしていきます。網戸に吹き付けるタイプか、ぶら下げるタイプで追い返しましょう。

室内には、やはり昔ながらの蚊取り線香も根強い人気があります。火を使いたくなかったり、煙が苦手な場合は、電子式のタイプを選びましょう。

コバエ

コバエは非常に小さいので、網戸の目からもらくらく入ってきてしまいます。まずは、網戸にスプレーやぶら下げ式などで対策しましょう。照明や、食べ物のにおいに集まってくる習性があります。

一度発生してしまったコバエはどうしようもないので、不本意ながら次のような生け捕り式のアイテムで捕獲するしかなさそうです。

次に被害を拡大するのを防ぐため、予防にしっかり注力して取り組みましょう。

コバエのやっかいなところは、生ゴミや常温保管している野菜などからあっという間に大量発生してしまうという点です。想像しただけでも恐ろしい…。

キッチン周りが一番の発生源になるので、

  • 生ゴミには必ず蓋
  • 調味料にも蓋
  • 食べ物は放置しない
  • 洗い物も放置しない
  • 空き缶やペットボトルはすぐ洗う

といったことに気をつけます。

また、コバエの種類によっては、排水口から発生するものもあります。排水口を週に1度は必ず掃除して清潔に保つのはもちろんですが、放り込むだけの駆除アイテムがあるので、入れておくとコバエの発生やヌメりの予防にもなり便利です。

部屋でカメムシを退治してしまうと、においを出す確率があがります。においはなかなかとれないので、できるだけ生きたまま屋外に誘導することが肝心です。

アリ

アリは砂糖などの甘いものはもちろんですが、ご飯なども好物です。食べカスや生ゴミはすぐに処理をしましょう。

反対に、苦手なものは酢や輪ゴムです。まずはキッチンの床に酢をスプレーして掃除したり、食べ物の袋は輪ゴムで留めるなどの対策をしましょう。

他の虫にも効果を発揮する隙間対策はもちろんですが、アリはより小さな隙間を見つけて侵入してきます。置き餌タイプの、アリの巣に持ち帰って巣ごと全滅させるようなアイテムを使うのがよさそうです。

ナメクジ

主に梅雨時期にナメクジは発生します。

乾燥に弱くじめじめしたところを好むので、湿った場所をつくらないのが大切。生ゴミや植物のプランターなど注意。

寄生虫などの危険があるので、直接手で触るのは避けてください。

  • 塩をかける
    かけると縮むが、かなり大量の塩が必要
  • 熱湯をかける
  • ビールでおびき寄せる
    ビールの匂いを好むので、ビールでおびき寄せる
    殺虫剤を混ぜたトラップを設置したり、熱湯をかけて駆除

見つけたら繁殖する前に即駆除したいです。

ゴキブリホイホイのナメクジバージョンのような商品もあるので、室内ではこれが使えそう。

今からできる虫予防

具体的な虫対策ができたら、次はこれ以上被害が拡大しないための予防です。予防法は大きく分けて2つです。

  • 侵入経路をシャットアウトする
  • 虫を寄せ付けないようにする

それぞれ見ていきましょう。

侵入経路をシャットアウト

虫はどこから入ってくるのでしょうか?わずかな隙間でも入ってくる虫は、侵入経路を絶つことが重要です。1~2ミリの隙間でも入ってくると言われているので、部屋中をくまなく観察することが重要です。

虫の侵入経路を絶つために、隙間テープやパテなどで隙間を埋めてしまいましょう。主な侵入経路になる窓、玄関は必ずチェックしてください。

窓・網戸

虫の侵入経路として一番多いのは窓です。開けている時間が長く、面積も大きいので、まずはじめに確認したいところです。

一度、網戸が破れていたりしないか、隙間がないかどうかチェックしましょう。建て付けが悪く斜めになっていたり、ピッタリ閉まらない場合も要注意です。

玄関・ベランダ

人が出入りするときに、虫が玄関から一緒に入ってきたり、服に付いている場合があります。

玄関からの侵入を予防する対策は

  • 部屋に入る前に軽く衣類をはたく
  • ドアの開閉時間はできるだけ短くする
  • 開けっ放しにしない

の3点です。ドアの下に隙間がないかどうかチェックして、隙間テープなどで対策をしてください。

また、盲点なのは、ポストを通して侵入してくることです。郵便物やチラシなどを挟んだままにしないように気をつけてください。

換気口

意外と見落としがちなのが、部屋にある換気口です。中が網目の細かいフィルター状になっていないと、そのまま虫が侵入してしまいます。ホームセンターなどに換気口用のフィルターが売っているので対応しましょう。

排水口

キッチンやお風呂の排水口から虫が侵入してくる場合があります。また、排水口から発生するコバエもいます。

排水口の掃除はこまめに行い、メッシュになっているものを上から被せて使用しましょう。

エアコン周り

室外機の排水口ホースから虫が侵入する場合があります。市販のフィルターを装着して侵入を防ぎましょう。

また、屋外と部屋とつなぐ壁の隙間があれば、パテなどで埋めておくことも忘れずに行ってください。

虫を寄せ付けない

次に、虫が好む環境を排除して、嫌いな環境に変えていきます。化学系の防虫剤の方が効果はありますが、自然に優しい材料を使ったアイテムもあります。それぞれ見ていきましょう。

防虫剤

虫を寄せ付けない一番の対策は、やはり防虫剤です。玄関など、侵入経路になりそうな場所に、防虫剤をセットしておきましょう。

アロマ

アロマが好きな人は、虫が苦手とする香りを炊くのもよいですね。火を使わないアロマやスプレーするだけの簡単なものもあるので、睡眠時などにおすすめです。

柑橘系やハーブ系の香りは、防虫効果があると言われています。とはいえ、防虫剤に比べると効果は控えめなので、他の方法と併用して使うのがおすすめです。

照明はLEDに交換

一部の虫は、照明器具の紫外線の光に集まってきます。室内からもれる明かりの紫外線に引き寄せられてわずかな隙間から侵入してきます。

今ある照明をLEDに交換するのも効果的です。特に夜間に電気をつけている部屋は要注意。カーテンを遮光タイプにすると外に光が漏れずに安心です。

普段から虫対策で気をつけたいこと

普段からできる虫対策の基本は掃除です。できるだけ虫と遭遇しないようにするためには、お部屋のメンテナンスがとても重要です。

掃除

ホコリや食べ物のカス、ダニの死骸も虫を引き寄せる原因になります。虫対策の基本は室内を清潔に保つことです。これを期に、使い勝手の良い掃除機の買い換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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生ゴミ

生ゴミには必ず蓋をしましょう。密閉式のゴミ箱がベストですが、蓋がない場合でも、袋の口をしっかり縛るだけでも効果があります。

  • ゴミはため込まない
  • 空き缶や空き瓶、プラスチックゴミも洗って水を切っておく

などのひと手間も、虫対策にはとても有効なのです。

虫に出会った場合の駆除方法

あれやこれやと、しっかりと対策をしていても、うっかり虫とご対面してしまったときは…。外に逃がせない場合は、心を鬼にして退治してください。

まずは、できるだけ落ち着いて対応しましょう。対策グッズは手の届く範囲に置いておくと安心です。

殺虫成分ゼロの冷却スプレー

虫を瞬間的に冷却して、しとめるタイプのスプレーです。罪悪感も少し薄れるような…気もします。

赤ちゃんがいる家庭でも安心ですね。

効果抜群殺虫スプレー

「成分がどうこうより一発でしとめたい!」という人にはこちらがおすすめです。

それでもやっぱり生きたまま逃がしたい

そんなときは大きめの袋で捕獲して、外にリリースしましょう。透明だと見えてしまうので、乳白色のゴミ袋がベターです。

秋も虫対策が必要|蚊とカメムシに注意

夏が終わったからといって、虫対策は安心はできません。特に気をつけていただきたいのが「蚊」と「カメムシ」です。

「今年の夏は蚊に刺されなかった」と思っているあなた。蚊はまだこれからも活動しているのです。特に猛暑だった年の秋は要注意です。

蚊の活動する季節は春~秋、4月から11月と言われています。蚊にとっては、まだまだ秋もベストシーズンです。

では、蚊が活発に活動する気温はというと。これが重要で、25℃~30℃くらいと言われています。暑すぎる夏には、蚊は活動しないのです。気温が下がったきた秋こそ気を付けなければいけません。

カメムシ

前半にも書いていますが、カメムシは寒いところを嫌がります。寒くなってくると、外から屋内に逃げてくると言われています。

具体的には15℃あたりから、越冬のために移動をしはじめます。

気温はお住まいの地域によって異なりますが、秋になっても、油断せずに虫対策を行いまょう。

虫対策まとめ

虫対策の3つのステップをご紹介しました。

  1. 具体的な虫の駆除をする
  2. 侵入経路を絶って虫が嫌がる環境を整える
  3. まめに掃除を行う。

以上の対策で、部屋から虫を遠ざけましょう。

できるだけ虫に出会わない生活になるよう願っています。

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