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24時間風呂に普通の入浴剤は使えないので専用入浴剤を使おう

24時間風呂の入浴剤 一人暮らし便利グッズ

24時間風呂で入浴剤ってどうするの?と思ったのでまとめます。

24時間風呂の各メーカーの情報を見てみると、普通の入浴剤の使用は禁止されており、各社指定の入浴剤が用意されています。

確認したメーカー

コロナ
ジャノメ
ユニオンテクノス
ブライトホームサービス

実際に市販の普通の入浴剤は使ってはいけないのか、24時間風呂専用入浴剤はコスパ的にどうなのかなど調べました。

結論は以下。

  • 各メーカーともに一般的な入浴剤の使用を禁止している
  • 各メーカーともに指定・専用の入浴剤がある
  • 24時間風呂非対応の入浴剤は使わない方が安全
  • 24時間風呂対応の入浴剤はちょっと高い
  • 24時間風呂対応であれば、他商品も問題なさそう

ちなみに、24時間風呂メーカー指定入浴剤の中で最もコスパが良い入浴剤は「薬用入浴剤 別府八湯」でした。

24時間風呂メーカーの入浴剤に関する指示を確認

24時間風呂を販売しているメーカーのHPを全て見てみます。

だいたいQ&Aやよくある質問のページに入浴剤に関する指示が書いてあります。

結論としてはいずれのメーカーも同じ対応です。

メーカーの指示
  • 市販の入浴剤は使えない
  • 指定・専用の入浴剤を使うこと

メーカー毎の指示を抜粋しますので、詳細を見たい人はどうぞ。

コロナ:フログラン・コロナホーム

公式ページ:https://www.corona-net.com/

入浴剤を使用される場合は、指定のものをご使用ください。指定以外のものを使用されますと浴水の濁り、フィルターの目詰まりの原因になります。

公式ページ掲載されている指定入浴剤はこちら。

https://www.corona-net.com/

ジャノメ:湯名人・湯あがり美人

公式ページ:https://www.janome.co.jp/bath/

当社指定の入浴剤をお使いください。市販の入浴剤は浴水のにごり、ろ過材の目詰まりの原因となりますので、ご使用いただけません。

指定入浴剤はこちら。

https://www.janome.co.jp/bath/yu_meijin/w.html

ユニオンテクノス:節約宣言

公式ページ:https://www.eco-26.com/

市販の入浴剤には粒子の粗いものや、塩分の多いものなどがあり、ポンプに負担がかかったり、ろ過フィルターの消耗を早めることがありますのでおすすめできません。機器に影響のない専用の入浴剤をご用意しております。医薬部外品・薬用入浴剤『光の湯』→3〜4日に1回位入れれば継続してお楽しみいただけます。

指定入浴剤はこちら。

https://www.eco-26.com/faq-1.html

入浴剤販売ページ:https://www.eco-26.com/bath-additive.html

Amazon・楽天で検索しても出てきませんでした。

ブライトホームサービス

公式ページ:http://bhs24.co.jp/

市販されている入浴剤は、浄化不良の要因になります。入浴剤の使用をご希望の場合は、弊社指定の24時間風呂対応入浴剤「湯浴みシリーズ」をご使用下さい。医薬部外品:承認取得番号(6ID)946号

指定入浴剤はこちら。

http://bhs24.co.jp/lineup.html#sinrin

「24時間風呂で普通の入浴剤は使えない」は本当か?

全てのメーカーにて「市販の入浴剤は使わず、指定の入浴剤を使うこと」としています。

が、メーカー側のポジショントークの可能性もありますので、メーカーの言い分が正しいのかちょっと考えてみます。

もし、市販の入浴剤が問題なく使えるならその方が便利ですからね。

市販の入浴剤が使えないのは本当か?成分を比較

市販の入浴剤を禁止する理由
  • 浴水の濁り
  • フィルターの目詰まり
  • ろ過材の目詰まり
  • ポンプに負担がかかったり
  • ろ過フィルターの消耗
  • 浄化不良

各メーカーともに言い分は同じですね。つまり、入浴剤の成分を24時間風呂の機会でうまくろ過したり洗浄したりできない可能性があると。

これを確認するために、市販の普通の入浴剤と、24時間風呂対応の入浴剤の成分を比較してみます。24時間非対応の入浴剤としては有名な花王バブを比較対象とします。

各入浴剤の成分
  • 花王バブ
    炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム(無水)、フマル酸、PEG6000、ブドウ糖、グリシン、酸化マグネシウム、ショ糖脂肪酸エステル、デキストリン、ケイ酸Ca、香料、黄4
  • 別府八湯(24時間風呂対応)
    別府温泉精製湯の花エキス(基剤)・セスキ炭酸ナトリウム・ホウ酸・香料・黄色202号の(1)
  • 彩の湯(24時間風呂対応)
    塩化ベンザルコニウム、ヨモギエキス、エタノール、黄色202号の1、香料
  • 森林の湯浴み(24時間風呂対応)
    炭酸水素ナトリウム(重曹)、パンクレアチン(酵素)・ホホバ油・香料・青1・黄202(1)・無水ケイ素

全然わかりません。

成分を見ただけで、24時間風呂に使えるかどうかの判断はちょっと難しいです。

同じ成分だとしても、その形状や粒子のサイズによっても結果が変わるでしょうから、成分表記だけでは24時間風呂メーカーが言っていることが正しいのかどうか判断しかねます。

テストをしているかどうかの違いである可能性が高い

市販の入浴剤は絶対に使えないか?と言うとそんなことはありません。普通に問題なく使える場合もあるはずです。ただ、メーカーとして公式に「使えます」とは言えません。

というのも、もし市販の入浴剤を使ってなにかトラブルがあった場合には責任が取れないからです。

メーカーが「使えます」と言えるのは、実際に入浴剤を使って問題が無いことをテストしているものだけでしょう。

世の中には数十種類以上の入浴剤がありますので、それぞれがどんな成分で、24時間風呂に使用して問題ないかどうかを調べるのは不可能です。

仮に「花王のバブ」をテストして、そのときは「使っても問題ない」という判断だったとしても、将来的に中身の成分が変更になって「使えない」に変更になる可能性もあります。

そういったリスクも含めて考えると、公式に「使えます」と言えるのは指定の入浴剤・専用入浴剤としている1種類〜数種類に限られるのは仕方がないと言えます。

指定入浴剤を売って利益を出すためではないのか

入浴剤を指定すれば、市販品より高い値段で販売して利益が出しやすいです。

そのためにわざと入浴剤を指定している可能性を考えます。

単純に、専用入浴剤の価格帯が市販の入浴剤の値段として妥当な範囲にあるかを見てみます。

商品 価格 100gあたり
花王バブ 1730円/70g×15 165円
別府八湯 2100円/900g 233円
彩の湯 5000円/500g×2 500円
森林の湯浴み 3960円/1250g 317円
※1000g前後の商品価格で比較
※Amazonの価格(2020/02/20時点)

うん、やはり24時間専用は微妙に高いですね。これが妥当な範囲かどうかは各自ご判断ください。

今回はたまたま出てきた花王バブの薬用の商品と比較しましたが、もちろん市販の入浴剤でももっと高価なものもあります。

24時間風呂専用の入浴剤まとめ

24時間風呂専用の入浴剤を使った方が無難

いろいろ考えましたが、だまってメーカーの指示通りに24時間風呂専用の入浴剤を使った方が安全です。

もし他の入浴剤を使って一時的に大丈夫だったとしても、時間差でメンテナンスが必要になるかもしれません。また、たまたま大丈夫な入浴剤と、大丈夫じゃない入浴剤との見極めが不可能です。

若干値段が張るかもしれませんが、24時間風呂が故障して修理代がかかる方が高くつきます。

24時間風呂対応なら他入浴剤でも大丈夫そう

いろいろな入浴剤を使いかえたい場合は「24時間風呂対応」と記載のある商品から選べば良さそうです。

メーカーとしては「当社指定の〜」と書いてありますが、入浴剤を作ってるのは24時間風呂のメーカーと別の会社です。

コロナ専用とか、ジャノメ専用というわけでも無さそうです。Amaonとかで売ってますし。

ただ、そのメーカーはその入浴剤をテストしたり、契約をしているだけでしょう。

24時間風呂対応の入浴剤であれば、他のメーカーの24時間風呂入浴剤でも問題ないはず。

というか24時間循環させてフィルタ通してろ過している機構は同じで、たぶん使用フィルタも似たようなものです。

指定入浴剤の中で一番単価が安いのは「薬用入浴剤 別府八湯」です。