引越し業者への断りの入れ方ですが、一般常識の範囲で失礼が無いように連絡をすれば特に問題はありません。
ただ、断るという行為はやはり申し訳無さを感じると思います。また、場合によっては営業されてスムーズに断れなかったりするかもしれません。
念のために断りやキャンセルを入れる場合のポイントを書き出しますので、不安がある人はご覧いただければと思います。
引越し見積もり自体のキャンセル方法
複数の業者に相見積もりを出した場合。例えば3社に時間差での訪問見積もり依頼していたけれども、1社目で決定してしまい、それ以降の訪問見積もりが必要なくなったときです。
ここで気をつけるべきは「なるべく早くキャンセルの連絡を入れる」ということですね。
訪問見積もりは基本的に無料で行ってくれますが、引越し業者側は見積もりのための時間や人件費といったコストがすでに発生しています。
キャンセルするのがギリギリになればなるほど、相手の損失が増えてしまいますの。早いタイミングでキャンセルをしてあげるのがせめてもの気遣いです。
直前(数日前〜当日)のキャンセルになると思いますので、すぐに伝わるようにメールではなく電話でのキャンセルの方が望ましいと思います。
引越し見積もり後に断りを入れる
複数業者へ相見積もりをする場合は、最終的には1社に決めることになります。つまり、引越しを依頼する業者以外は全てに断りの連絡を入れる必要がありますね。
普通にそれぞれに電話をして断ればOK
それぞれの担当者・営業マンから連絡先を聞いていると思いますので、断りの連絡をしましょう。
「見積もりを出して頂いて申し訳ないですが、今回は他の業者さんにお願いすることになりました。」といった感じでいいと思います。
最低限、社会人としての礼儀をもった挨拶をすれば問題ありません。
もし、電話口で更に営業を追求されるのが心配な人は、以下の内容も参考にしてください。
依頼を断る理由は金額以外にした方が無難
断りの連絡を入れてスムーズに話が収束してくれると良いのですが、そこから更に営業をかけられる可能性も考えられます。
特に「決めては何ですか?」と聞かれたときに「料金が安いところに決めました。」と言ってしまうと、「じゃあ、うちはいくらにします。」となっていつまでも話が終わりません。
金額以外の理由、例えば以下。
- 担当者がいい人だったので
- 知り合いの紹介のところにetc
このような理由であれば、相手はそれ以上突っ込みようがありませんので、無駄に営業をかけられる可能性は少なくできるでしょう。
また、嘘にはなってしまいますが以下のような断りも有りです。
- 引越し自体が取りやめになった。
- 日取りが延期になった。
できるだけ営業をかけられたくないという人はこのような断り文句も使えますね。
営業マンではなく代表電話に連絡する
見積もり時に、担当者の名刺や連絡先をもらうと思います。しかしあえて、担当者ではなく代表電話へ連絡してしまいます。
すると、特に面識もなく、あなたの引越し事情もわかっていない人と電話口で話すことになるので、営業をかけられる可能性は抑えられますね。
引越しの時期にもよりますが、特に引越しシーズンであるほど業者もお客さんに困っていないので、案外あっさりと断りを受け入れてくれるようです。
メールで断るのはダメなのか?
もちろんメールでの断りでもOKです。ただ、メールだと若干礼儀に欠けるという点と、情報の行き違いのリスクがあります。
会社宛のメールを担当の営業マンがリアルタイムに見ているとは限りません。断るという意思がはっきり伝わらない場合は、担当者から確認の連絡が入るでしょうから、結局電話することになってしまいますよね。
可能であれば、電話でさくっと終わらせてしまった方がいいかもしれません。
苦手な人は誰かに頼んでしまう
どうしても「電話で断る」のが苦手な人であれば誰か得意な人に頼んでしまいましょう。
こういうのが得意な人にとっては、全く苦にせず出来てしまいます。
これまでの経緯や見積もりの書類など見せれば上手く収めてくれます。
周りにお願いできる人がいれば頼んじゃってください。
引越し見積もりの断り方:例文・メール文
断り方例:電話
こんにちは、〇〇引っ越し業者様ですね。先日、見積りを頂いた者です。実は、他の業者に決めましたので、今回はお願いしないことになりました。お手数をおかけしましたが、ご理解いただければ幸いです。どうもありがとうございました。
断り方例:メール
件名: 見積り依頼のキャンセルについて
[引っ越し業者名] 様
この度は見積り依頼いただき、ありがとうございました。
しかし、予想外の事情が発生したため、引っ越しの計画が変更になりました。
そのため、この度は見積り依頼をキャンセルさせていただきます。
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
[あなたのお名前]
引越し見積り後の断り連絡まとめ
特に向こうは断られるのに慣れているので、お客さんが心配する必要はなさそうです。
もしまだ見積もりをする前なのであれば、一括見積はしないという選択もあります。
やはり、相見積もりはした方が価格やサービスを競合させて自分に有利な形に交渉できる利点はあります。
ただ、断ることが苦手な人にはそもそも交渉事が苦手な場合が多いので、相見積もりのメリットが活かしきれないかもしれません。
値段をいくらか下げるために大きなストレスがかかるのであれば、そればやらないという選択肢もアリです。
また、相見積もりの業者への連絡・調整を代行してくれるサービスもあります。
これであれば1人と連絡を取るだけで済むので、もし相見積もりを考えている人がいたら見てみてください。
引越しラクっとNAVI:https://hikkoshi-rakunavi.com/