狭小ワンルームの間取りやインテリアは?メリット・デメリットも。

狭小ワンルームの間取りやインテリアは? 一人暮らしの賃貸・部屋探し

ワンルーム、1K、1LDKは、一人暮らし向けをはじめる多くの人が最初に選ぶ間取りです。狭小ワンルームとは、名前の通り、ワンルームの中でも、さらに面積が非常に小さい部屋のことです。

一般的なワンルームの面積と比較すると、約半分程度の大きさ。別名で、激狭ワンルームと呼ばれることもあるほど、狭さが際立つ間取りです。

借りる側の一番のメリットは、家賃を抑えられることです。都心部を中心に、狭小ワンルームが増えてきている背景には、家賃で借り手の敷居を下げるのはもちろん、一部屋あたりの面積を狭くすることで、より多くの部屋数を確保したいオーナー側の思惑もあるようです。

家賃の安さから、気になっている人も多いであろう狭小ワンルーム。でも、やはり気になるのは狭さ。「こんなに狭くて、本当に生活できるのか?」と不安になりますね。一般的なワンルームとの違いや、メリットやデメリットについて探っていきましょう。

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面積を妥協すれば、他の条件を上げられる

家を探すときに見ていく条件としては、家賃、面積、築年数、立地条件の4つが多いのではないでしょうか。これらの条件を上げ下げしながら、家賃と希望のあんばいを決めていくというのが一般的です。

狭さを諦めることで、築年数や立地条件をワンランク上の条件で探すことができます。狭小ワンルームが登場したおかげで、面積の最低値が下がり、同じ予算内でもより希望の条件を探しやすくなったといえるでしょう。

狭小ワンルームの間取り

狭小ワンルームの間取りは、一般的に玄関、トイレ、お風呂(シャワールーム)、居住スペースで構成されています。これにロフトがついている場合もあります。実際の居住スペースは3畳ほどで、ベッドやソファーを置くことは難しいかもしれません。

借り主として気になるのは、部屋の広さはもちろん、水回りなどの設備面ではないでしょうか。従来はワンルームの定番だった、3点式ユニットバスは、最近では避けらる傾向もあることから、シャワー室とトイレになっている物件も増えてきています。

「水回りは気になるので、築浅に住みたい」という条件のまま、家賃を押さえながら利便性のよい場所に住むという選択肢も可能にしてくれるというメリットもあります。

物件によって多少違いはありますが、おおよそこのような間取りが多いです。

 

狭小ワンルーム間取り

一般的なワンルームとの比較と特徴

一般的なワンルームの部屋の居住スペースは4.5畳~6畳程度。大きさにすると10㎡ほどで、これにトイレやお風呂、玄関などを含めると狭くても15㎡程度にはなってきます。

しかし、狭小ワンルームは、トイレやお風呂、玄関などを含めても10㎡程度です。中には1桁の平米数の部屋も存在します。さらに詳しく見ていきましょう。

面積

一人暮らしの物件の専有面積の平均は25㎡と言われています。この数字は、ワンルームだけではなく、1Kや1LDKを含めているので、やや大きくはなっていますが、狭小ワンルームでは、10㎡前後と考えると、やはり狭さを感じてしまいますね。ちなみに、6畳を平米数に換算すると約9.72㎡です。

風呂、トイレなしのアパートを除けば、玄関や水回り、キッチンなどで5㎡程度使うと考えると、実際に使えるスペースは、わずか5㎡。畳だと約3畳、シングルベッドが2つ置けるくらいの面積です。つまり、ベッドと家具を置くと、足の踏み場はほぼゼロと考えてもよさそうです。

設備

狭小ワンルームは、必要な設備は一通りは揃ってはいます。しかし、キッチンは小さなシンクに1口コンロ、お風呂はシャワールームがほとんどです。逆に、これらの設備が不便と感じないのであれば、狭小ワンルームはかなりお得な物件になりそうです。

お風呂

築浅の狭小物件では、多くの部屋で浴槽がないシャワールームを採用しています。浴槽がない分、面積は半分ほどになってきます。

もともと湯船につかる習慣がない人だと、掃除する箇所も減りますし、シャワールームだけの方が使いやすいかもしれませんね。

洗面台

狭小ワンルームには、基本的に洗面台はありません。あっても、お風呂場にある小さなサイズのもの。髪を洗ったりできるようなしっかりした洗面台は、期待できないでしょう。

洗面台がなければ、手を洗うのもキッチンの水道で兼用することになります。

トイレ

最近では、3点式ユニットバスの物件は少なくなってきています。特に、築浅物件では、ほとんどが独立したトイレになっています。

洗濯機

築年数が経っている物件では、ベランダに洗濯機置き場がるのが普通でしたが、最近の物件は、ほとんどが室内に洗濯機置き場があります。

全てコインランドリーで済ますという場合には、洗濯機置き場を収納スペースにしてしまってもよいでしょう。

キッチン

一口コンロと小さなシンクがある水道。基本的にはキッチンに期待をしてはいけません。ビジネスホテルのような、小さな冷蔵庫が組み込まれている場合もあります。

自炊をせずに、飲み物を入れておくくらいであれば、これらのサイズでも十分でしょう。

反対に、しっかりと自炊をしたい派には、一口コンロと小さなシンクは使いにくいです。鍋やフライパンを収納できるスペースも少なく、実際に本格的な料理に使うとなるとかなりストレスが貯まりそうです。

また、部屋の面積が狭い分、料理のにおいも付きやすいというデメリットもあります。

ロフト

狭小ワンルームの間取りを見ていると、半数ほどがロフト付き物件です。ロフトは、ベッドルームや収納として使うことができるのでとても便利です。

しかし、その分家賃が高めだったり、寝室にするには夏場は暑かったりと、デメリットもあります。

収納

基本的には、収納はほぼありません。荷物の多い人には狭小ワンルームはあまり向いていませんが、条件としては、ロフト付きの部屋を選ぶとよいでしょう。

費用

家賃は部屋の面積が狭い分、安くなります。その分、築年数や立地条件など他の条件をランクアップすることができます。部屋が狭いため、家具や家電も最小限に抑えることで、初期費用が抑えられるというのも、ひとつのメリットです。

敷金礼金は、それぞれの物件によって異なるので、特に差はないようです。

ちなみに、家賃が高いと言われている山手線エリアでも、駅から徒歩10分以内で築浅、一般的なワンルームの相場は10万円程度のところが多いのですが、面積を10㎡近くにすることで、6万円程度の物件も見つけることができました。

防犯面

防犯面では、部屋が狭くても特に変わりはない物件がほどんどです。むしろ、新築や築浅の物件では、オートロックや監視カメラを採用したりするなど、防犯面に力を入れているところもあります。

騒音

一人暮らし物件だと、どうしても問題になるのが騒音です。木造の薄い壁だと、隣の人の生活音が気になります。狭小ワンルームは、隣の人との距離が近くなるのと、一つの建物により多くの部屋を作っているため、騒音が気になるという確率は高くなりそうです。

最近建てられた築浅の狭小ワンルームは、木造物件がほとんどです。

木造でも、角部屋や最上階を選ぶと、少しはマシかもしれませんが、騒音が気になる人は、物件の構造を確認して、できれば鉄筋コンクリートのマンションを選んだ方がよさそうです。

狭小ワンルームのメリット

家賃を抑えられる

一番のメリットは家賃です。予算があれば、その分他の条件にお金をかけることができます。さらに、家具付きの物件を探せば、初期費用も抑えることができますね。

掃除が楽

面積が狭い分、掃除をする個所も少なくなります。必要以上に物を置けないので、整理スキルが身につくかもしれません。

光熱費の節約になる

無駄なスペースまで暖めたり冷やしたりしなくてよいので、ガス代や電気代などの光熱費の節約になります。

部屋の中の移動が楽

狭いということはデメリットにもなりますが、思考を変えれば、数歩動けば目的の場所に行ける、または手を伸ばせば物がすぐ取れるというのもまた、メリットです。

狭小ワンルームのデメリット

においがこもる

生活スペースが分かれていないので、調理中のにおいが室内や布団、衣類などにつきやすくなります。

やはり、しっかり料理をするなら、においやキッチンの設備の面でも、狭小ワンルームは避けたほうが良さそうです。

人を招きにくい

1人が生活するスペースでギリギリなので、友達をたくさん呼ぶのは難しいでしょう。自宅で手料理を振る舞ってパーティ、というのも狭小ワンルームではなかなか無理がありそうです。

生活音が気になる

隣の部屋との距離が近いので、生活音が気になる場合もあります。壁が薄いと、テレビの音や話し声も聞こえてくる場合もあります。

洗濯物を干す場所に困る

ベランダに干せない場合は、部屋の中に洗濯物を干す場所を確保しなければいけません。ただでさえ狭い室内に洗濯物を干すのはなかなか大変です。

ロフト付き物件は、天井が高く、さらに日光が入る窓があれば、ロフトを洗濯干し場として使うという手もありますね。

狭小ワンルームはこんな人に向いている

  • 築浅物件に住みたい
  • 仕事や学校などに通うために、都心に住みたい
  • 自宅が遠くにあるので、会社の近くで寝るためだけの部屋が欲しい
  • 狭い場所の方が落ち着くので好きだ
  • 部屋にあまり人を呼ばない

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