3月に入り卒業シーズンを迎え、4月から新しい生活が始まる人も多いですね。
お気に入りの家具や家電を探しにショッピングに出かけるのも楽しいですが、物件を探したり、引っ越しの手続きをしたりと、家具や家電を揃える以外にもやることはたくさんあります。
そこでぜひ利用したいのが、単品で買うよりお得な家具セットです。お得に買えるだけではなく、他にもメリットがたくさんあります。
この春、大学生や新社会人を機に一人暮らしを始める人に向けた、家具セットの選び方をご紹介します。
一人暮らし用家具セットとは?
一人暮らしを始める人用に売られている家具のセットです。
内容は布団やカーテン、テーブルなどの寝具や家具がセットになっています。家電のように、一括でまとめてある商品は少なく、寝具セットやテーブルセットなど種類ごとに販売されている場合がほとんどです。
店舗によっては、家具と家電がセットになった商品もあります。
家具セットのメリット
コーディネートされている
単品で揃えると、意外と難しい室内のコーディネート。特に寝具など面積を取るものは、部屋の中でも目立つ部分です。セットなら、プロにコーディネートされているので、部屋の印象も思い通りの仕上がりが期待できます。
サイズの組み合わせミスがない
寝具にはシングル、セミダブル、ダブルなどのサイズだけではなく、たまにロングサイズといって、背の高い人用に作られた大きさも存在します。
ベッドとマットレス、布団と布団カバーなど、セットで使うものを別々で買うと、うっかりサイズを間違ってしまうなんてことも。セットで買えば、サイズ間違いの心配もありません。
価格を抑えられる
単品で買うよりも手頃な価格設定がされています。店舗にもよりますが、通常よりも10%ほど安く買える場合が多いです。
選ぶ手間がかからない
それぞれのアイテムを一つずつ選ぶのはかなりの労力になります。一通り揃えてしまえば、その分の時間を引っ越しや手続きに時間を割くことができます。
まとめて配送でき、受け取りが楽
セットで購入した分だけ、荷物は一度に受け取ることができます。忙しい時期は、一つ手間が減るだけでも助かります。
家具セットのデメリットは好きな組み合わせで選べないこと
それぞれのアイテムを、細かいところにまでこだわって選びたい場合には向きません。
セットなのでアイテムの組み合わせが決まっています。
一点ずつ選びたい場合には、単品買いに切り替えましょう。
マストアイテムは、寝具+テーブル+カーテン
一人暮らしを始める上で、最低限必要な家具は寝具、テーブル、カーテンの3つです。
寝具とテーブルは、生活スタイルに合わせて選ぶ種類が変わります。それぞれのポイントを確認してみましょう。
寝具
慣れない新生活で疲れたカラダを回復させてくれる寝具。家具の中では一番お金をかけてもよいくらい、重要なアイテムです。
今までの育った生活環境や、部屋の広さ、使い勝手に合わせて、布団かベッドに決めましょう。1日の3分の1を過ごす場所でもあるので、寝心地や素材は大切にしたいですね。
テーブル
食事をとったり、パソコンで作業をしたりするのに必要です。好みや生活スタイルに合わせて、座卓かダイニングテーブルを選びましょう。部屋に人を招いたりする機会が多い場合は、大きめサイズが便利です。
カーテン
引っ越しをしたあと、意外と忘れがちなアイテムがカーテンです。実際の部屋の窓のサイズがわからないと買えないので、できれば引っ越す前に窓の大きさをチェックしてみてください。
プライバシーを守れる、遮光カーテンとミラーレースカーテンがおすすめです。
必要に応じて買い足そう
生活スタイルにもよりますが、必要に応じて買い足したいアイテムは、テレビボード、キッチンラック、ランドリーラックの3点です。スペースと予算に余裕があればぜひ揃えましょう。
あると生活が便利になります。
テレビボード
テレビを置くだけではなく、リビングの小物もまとめて収納できるので便利です。
小物は定位置を決めて、すっきり暮らしましょう。
キッチンラック
食器を収納したり、炊飯器を置いたり、ちょっとした作業台になったりと、特に自炊を考えている人にはぜひおすすめしたいアイテムです。
ランドリーラック
洗面所周りの収納をまとめて置くことができます。かさばるタオル類や、ちょっとしたハンガーラック代わりにもなるので便利です。
睡眠のスタイルは?
布団を使う
最近の住宅は、和室がない物件がどんどん増えています。実際に見てみると、部屋数が少ない一人暮らし用の物件はほぼフローリングです。
フローリングに直接布団を敷く場合、気を付けたいことはカビ対策です。除湿シートやスノコなどを敷いて、カビを防ぎましょう。
床に布団でも寝れなくはないですが、寝たときの硬さがどうしても気になります。固綿などが入った厚めの敷き布団か、床との間に一枚マットレスを使うことをおすすめします。
布団を買うときは、掛け布団、敷き布団、枕と、それぞれのカバーの6点がセットになった商品がおすすめです。
また、ベッドに比べて、サイズを気にする必要がないので、ゆったり寝たい場合はセミダブルサイズを選んでもよいですね。
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ベッドを使う
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ベッド寝は、欧米では基本的なスタイルですね。木製のフレームに、しっかりしたマットレスを組み合わせるのが定番です。
マットレスにはボンネルコイル、ポケットコイル、低反発や高反発マットなどがあります。
マットレスはクッション性も高く、寝心地は抜群ですが、上げ下ろしの手間、場所をとることと、掃除のときの移動が大変になります。
ベッドにはマットレスがあるので、敷き布団カバーの変わりに、ボックスシーツを使用します。
ベッド用のセットには、枕と掛け布団が含まれていないことが多く、枕と掛け布団、ベッド用のカバーセットを購入しましょう。
購入時には、必ずサイズを確認してください。
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パイプベッドを使う
値段で考えると、床に布団を敷くのが一番経済的です。しかし、毎日の布団の上げ下ろしも大変ですね。ベッドの場合は本体とマットレスが必要になるので、どうしても価格が上がってしまいます。
布団の上げ下ろしに手間はかけなくないけど、ベッドにする予算はない人には、パイプベッドがおすすめです。
もちろんパイプベッドだからといって布団を敷きっぱなしにするのはよくありませんが、上にある分通気性を確保してくれるので、床に直接敷くよりも上げ下ろしの頻度は少なくてすみます。
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硬さが気になる場合は、パイプベッドの上にマットレスを敷いてから布団を敷きましょう。布団と同じサイズに畳める、3つ折りマットレスがおすすめです。
布団類は床に敷く場合と同様の商品を選んでオッケーです。
スペースを有効に活用したい場合は、折りたたみベッドもよいですね。
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テーブルのスタイルは?
座卓・ローテーブルを使う
床に座ってテーブルを使う方法は、昔からある日本では定番のスタイルです。
和室の場合は問題ありませんが、フローリングだと直接座るには硬いので、座布団やクッションが必要になります。
簡単に移動できるので、お客さんを招いたときにも便利です。
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ソファと合わせて使う場合はこちらも参考にしてみてください。
ダイニングテーブルを使う
これまでの習慣や、床に座るのが苦手な人には、ダイニングテーブルがおすすめです。
テーブルのサイズは、一人暮らしだと2人用で十分です。天板が大きくなるタイプは、人を招いたときにも活躍してくれます。
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カーテンの選び方
部屋の中でも大きな面積をとるカーテン。まず肝心なのはサイズです。長さを間違うと大変なので、事前に部屋をチェックするときにはメジャーを忘れないようにしましょう。
デザインは床や寝具とのバランスも考えたいですね。
仕事をしている場合、シフトや夜勤などがあると生活が不規則になります。遮光カーテンにすることでしっかりと睡眠をとることができます。
道路に面していたりと、窓の外から室内が見えやすい場合、反射して見えにくくしてくれる、ミラーレースカーテンにしましょう。
暑さや寒さを軽減してくれたり、防炎防ダニ抗菌などの機能を備えたアイテムもあります。
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まとめ
以上、家具セットのご紹介でした。
セットで買うことのメリットは、
- コーディネートされている
- サイズの組み合わせミスがない
- 価格を抑えられる
- 選ぶ手間がかからない
- まとめて配送で、受け取りが楽
特にそこまでこだわりがない人は、セット販売を利用すると便利です。
新生活に必要な家具は、寝具、テーブル、カーテンの3つ。それぞれ生活スタイルに合わせて選ぶ種類が変わります。
余裕があればテレビボード、キッチンラック、ランドリーラックも買い足しましょう。
新生活に向けた準備はお早めに。